日記

カレーライスと大和言葉


カレーライス、好きですか?

日本のカレー

カレーライス、ほとんどの日本人が好きですよね。

それぞれの家にはその家のカレーがあります。

そのカレー、本場インドの人に言わせると美味しいけどカレーじゃないって言います。

最近は全国各地に本格的なインド料理屋さんがあるので同感の方も多いでしょう。

今日本で食べられているカレーは、150年ほど前にイギリス海軍で作られていたカレー風味のシチューから来ています。

広島県呉市は戦前日本海軍の基地でしたが、最近有名になっているのが海軍カレー

これは、肉じゃがとカレーが合わさったようなカレー、、、といっても味は昔ながらのカレーです。

日本文化は新しいものを作り出すよりも、新しいものを取り入れて自分のものにするところにあります。

大和言葉

日本に、もともと有った言葉は大和言葉。

しかし外来語でも既に大和言葉か外来語由来の日本語かわからなくなっているものもあります。

ニヤける、瓦、かぼちゃなどは外来語だそうです。

学術的には、もともとあった大和言葉か外来語かを区別することは意味があります。

しかし、言葉を使うということで大切なことは、きちんと伝えること。

大和言葉でも外来語でも伝わればいいのです。

それでも大和言葉というもの、日本人なら気になりませんか?

日本にもともとあった大和言葉には、日本人が大切にしてきた何かが含まれているかもしれないと思うと、もっと知りたくなりますよね。

たとえば「わたしなんかのためにわざわざお越しいただき、もったいないことです。」などと使うことがあります。

 

「もったいない」は一般的に、まだ使えるのにもったいないとか、食べれるのに捨てるなんてもったいないというような使い方をしますよね。

こういう場合は、惜しい気持ちの表現ですが、「わたしなんかのためにわざわざお越しいただき、もったいないことです。」の場合は、相手の行動に対して恐れ多いという表現です。

ちょっとオーバーですが、感謝の気持ちを表現する場合に使う大和言葉です。

日本的ですよね。

改めて聞くと奥深いでしょ。

 

「お骨折り」、、,厚切りジェイソンのファイ・ジャパニーズ・ピーポーっと聞こえてきそうな言葉ですね。

「皆様にお骨折りいただき、ありがとうございました」

「骨を折る」というのは、労をいとわず努力していることを表します。

冷静に考えると怖い言葉ですが、感謝の気持ちを表す言葉として使われます。

 

「かねがね、あなたに会ってお礼を言いたかったんです」

「かねがね」とは、以前から、と言う意味ですね。

 

「打ち上げ」も大和言葉です。

もともとは手を打ってあげる動作のことを言ってましたが、区切りの宴という意味で使われますね。

宴の語源は古典の「うちあぐ」。

「うちあぐ」は、打ち上げるということです。

 

「てんやわんや」とは、漫才師さんがいましたが(古いですね)、混乱した状況を表しています。

でんでんばらばら+わや→てんやわんや。

 

上司はのっけから上機嫌だった。

「のっけから」は最初からですね。俗語的表現の大和言葉です。

 

こうしてみていると、今でも結構使う言葉も多いですね。

総じてみるとやわらかい感じ、ファジーな感じ、間接的な感じの言葉が多いなあと感じます。

大和言葉、意識して使ってみませんか。


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