さっしーです。
「有給休暇(年次有給休暇)」ってありますよね。
いわゆる「有給」。
有給休暇は会社がくれるの?
昔は「うちの会社には有給休暇なんてない」という人もいましたが、有給休暇は会社が与える云々ではなく必ずあります。
ていうか、最低限の部分は「発生」するものです。
パートタイムの人でも勤務状況によっては有給は発生しますよ。
最近でこそ「有給休暇なんてないんだぞ」という上司は減ってると思いますが、そもそも労働者に発生するもんだという認識を持ってる人は少ないと思います。
法的に正社員の場合、雇い入れの日から6ヶ月経過すると労働基準法上の有給休暇は10日発生します。
もっとも、最低レベル以上の部分は会社が独自に付与しているもの。
会社によっては雇用と同時に2日発生させるなどというように、独自制度の場合もあるので、大声で「権利」を叫べばいいというものでもありません。
いずれにしても、正当な権利行使で睨まれては自分自身が損しますし、お互いさまとはいえ周りに負荷がかかるのも事実なので、上手に取得するに越したことはありませんね。
事前申請の場合、取得理由の申告は必要ありません。
書く欄があるなら「私用のため」でかまいません。
会社側には、正当な理由があれば取得の時季変更権は認められていますが、原則として有給休暇取得の請求は拒否できません。
詳しいことは所属する会社の就業規則を読んでみてください。
それこそ「うちの会社には就業規則なんてない」という人がいるかもしれませんが、10人以下の事業所でない限り就業規則は必要で周知することとされています。
権利があれば当然義務もあります。
そういう意味でも読んで理解しておくことは意味あることです。
あわせて労働基準法についてもググるなりして調べておくと良いですね。
やる時ゃやる、休む時ゃ休む
若いうちは有給休暇を取得しにくいものですが、有意義に使える(ことが多い)のも若いうち。
アラフィフになると休んで家にいると、、、、、w
やるときゃやる!休む時は休む!です。
有給休暇の買い取りについては出来る場合と出来ない場合があります。
休みをお金に変えるのは、得したように見えてもあまり良いものではないと個人的には思っています。
有給休暇という言葉はほとんどの人が知っていますが、特に中小零細企業ではあまり内容が理解されていないもの。
せっかくの権利ですからしっかり理解して、有意義に使うといいと思います。
あくまでも、権利だからと事務的に取得するのではなく、気持ちよく取得できるような配慮もしたいものです。
退職前などでは、たまった有休を消化しているケースもありますね。
昔はこういうのもイヤな顔をされたものです。
今は有給使うんでしょ、という当り前レベルになってきましたね。
有給を活かせ!
今働き方についてもいろいろと議論されています。
会社としても、社員の能力を最大限引きだすことが正という時代です。
そういう意味でも有給休暇は活かしたい制度。
周りの理解も得つつ、有意義に休めるかどうかはある意味能力。
そのためには平素の仕事ぶりがモノを言うともいえますね。
上手に休める人は、能力の証明にもなるわけです。
いろんな意味で、有給休暇を活かしましょう!!