bisiness

20世紀の価値観ごり押しは、(20世紀)なしで、、、


さっしーです。

先日何気なく音声が聞こえて興味深かったのでみましたが、中国の受験についてテレビで報道してました。

大学受験は一発勝負。

出身大学によって将来は大きく変わるとのこと。

凄まじいのは名門高校に通う子供の勉強時間。

朝7時に登校、下校は夜10時だそうです。

ブラック企業ならぬブラック学校。

「命」でもかかってる勢いですね。

どこの大学に行くかで大きく人生が変わってしまう超学歴社会なのでしょう。

韓国も学歴社会といいますね。

つめ込みから興味へ

日本もまだまだ学歴社会であるのも事実。

そんななか、ようやく日本の教育界でも大学受験のためのテクニックやつめ込みという従来の教育から変わり始めているとのことです。

例えば、広尾学園では、中高生たちが世界の誰もやっていないような研究課題に取り組み、その過程で英語の論文を読む必要から英語を学ぶというように広げていくとのこと。いいじゃないですか!

興味を持つ事から入って広げると、無理やりというか意識無く学ぼうとする何倍も身につくはず。

先生が好きという(興味)だけでも違うという経験ありますよね。

やりたいことは時間を忘れて没頭するもの。

銀の匙

灘高校の「銀の匙」を使った授業などは効果が出たんですから、何か参考にすれば良かったのでしょうけど、教える側のスキルも必要ですからね。

昔の灘校は普通の私立高校。

あれだけの進学校に導いたのは「銀の匙」の授業がきっかけだったそうです。

銀の匙を使った授業とは、文庫本(「銀の匙」)一冊を3年間かけて読み込む授業を行った国語教師橋本武先生の授業の事です。

少し読んでは書いてある事を感じたり、横道にそれて国語の授業の範疇を大きく超えて広げたとか。

学ぶ力の背骨である「国語力」を鍛えることで概念や感覚、考え方と広げていったのです、、、

ある時生徒の一人が「このペースでは200ページ終わらないんじゃないですか」と質問したそうです。

すると橋本先生は「スピードが大事なんじゃない。すぐに役立つ事は、すぐに役立たなくなります。何でもいい、少しでも興味を持った事から気持ちを起こしていって、どんどん自分で掘り下げてほしい。そうやって自分で見つけた事は君たちの一生の財産になります。この事はいつかわかりますから」とお応えになったそうです。

いわゆる「あたりまえ」「常識」にとらわれることなく、本質をみて実行した先生ですね。

尖った人

わたしが新卒で入った会社には、東大、一橋大、早稲田、慶應、というようないわゆる一流大卒の方もたくさんいました。

たしかに言ってる事は知的であり論理的な人たちが多かったです。

しかし、だから優秀かと言えばそうばかりでもありませんでした。(もちろん優秀な方が多かったんですが)

受験はテクニックの部分もあります。

抽象的に習得したものを具体的にしないと実社会では使えないものです。

 

当時、先輩の一人に日本の最高学府と言われる●大出身者がいました。

物腰の柔らかい人でしたがナンパが大好き。外見はどちらかというとやぼったい感じ。

いい人なんですが、整理が苦手で机の下まで書類で一杯でした。

その先輩は仕事もある意味ルーズ。

結局何もかも混乱して一時休職し、復帰後も一度街に一緒に出ましたがナンパ。

最終的にはまた病気がぶり返して退職されました。

それがダメとは思いません。

先輩は落ち込んだでしょうけど、きっと彼にとってはその方が良かったんだと思います。

その後の消息はわかりませんが、、、

良いといわれる大学出身者は優秀な人が多いという過去の傾向があるのでしょう。

しかし、それは因果関係ではなく相関関係

また、若くして守りに入ってる可能性もあります。

いや尖った人もいるんでしょうけど、優秀な学校の尖った人は大企業には入らない傾向があるのかもしれませんね。

気をつけよっと (^_^;

アインシュタイン、エジソンやニュートンなど、偉人といわれる人たちの多くは、型にはまった教育で育った人たちではありません。

どちらかというとそういう教育からはみ出した人たち。

自分の興味に自ら突っ込んでいったというような学び方だったようです。

当然当時の先生方からの評価は低くなりますよね。

しかし、偉大な事を成し遂げてますから。

今の教育からはみ出した子供たちを活かすことができたなら、並外れた結果を出してくれるかもしれませんね。

冒頭のニュースにあるように、日本の教育界も変わってきてるようです。

ビジネスの世界も凄いスピードで変わっています。

20世紀の価値観で判断する事は既に無茶なのかもしれません。

しかしまだまだ頑張っている20世紀世代もいらっしゃり、どちらかというとリーダー的立場。

そんな部分の歪みは確実に感じます。

20世紀の価値観をごり押ししても通用しない時代です。

教育でもビジネスでも、何でもそうですが、20世紀の価値観だから良くないとかではなく、本質は何か?だったらどうするのがいいか?と考え、きちんと実行することが大切ですね。

まぁだからどうということのない記事ですが、わたしも20世紀世代。気をつけよっと (^_^;

※20世紀なしは大好きです、、、(20世紀型親父ギャグだな)、、、


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