さっしーです。
大切な人を無くした悲しさ、つらさ、喪失感
そんな時は途方に暮れます。
作家の伊集院静さんは弟さんや前妻を亡くされていますが、時間が解決してくれるとおっしゃっています。
伊集院さんは、あるお婆さんからそう聞いたと。
そういう経験を通して人間として成長していくのかなと最近感じます。
隣の人が大事な人だと気付くことは成長なのでしょう。
特別な仕事
市川海老蔵さんの奥様麻央さんの訃報がテレビなどで取り上げられています。
海老蔵さんは、麻央さんが亡くなられた日も、翌日も舞台をこなされました。
役者だからでしょうか?
ちなみに、麻央さんのお姉さんであるマヤさんも妹さんのお亡くなりになった翌日にラジオの収録をされたとか。
確かに役者さんであったりフリーのアナウンサーだから、かもしれません。
しかし、そのプロ根性は一般の社会人も見習うべきではないですかね?
麻央さんはその方が喜ぶ、ということも根底にあるはず。
本当に立派なご家族だと思います。
仕事のあり方について、彼らは特別なんだと思うから特別になってる典型例ではないでしょうかね。
自分自身の心掛けで、自分の仕事を特別にできるという証です。
もちろんご家族も同じ心構えでなければ特別な仕事には出来ないでしょう。
ご家族にそう思ってもらうポイントは、平素の生活ぶりです。
素晴らしい人生
麻央さんの人生はかわいそうな人生ではありません。
そのことはご家族が一番ご存知のはずですし、麻央さん自身がBBCに書かれている通り、病気になった事が彼女の人生のメインではないですよね。
素敵なご主人、かわいい子供たち、素晴らしいご家族。
良い人生、素晴らしい人生とも感じます。
それでも現時点では皆さん悲しんでいます。
これは、時間が解決してくれるのを待つしかありません。
伊集院さんは前の奥様を亡くされた後、しばらくお酒やギャンブルばかりだったとのこと。
そんな中からも何かを得て、今いろんな方が彼の本を読みます。
わたしもファンです。
小説にしろ、エッセイにしろ、何か根底にあるものを感じる文章です。
根底にあるのは何か?
自信や覚悟、迫力、落ち着き、、、
海老蔵さんもご家族も、奥様の闘病期間で奥様とともに一皮も二皮もというか、麻央さんの一生を急ぎ足で共に歩まれたのかもしれませんね。
わたしも麻央さんの回復を応援していました。
悲しいです。
しかし、それ以上に麻央さん凄いな、海老蔵さんもご家族も凄いなと感じます。
海老蔵さんやマヤさんの仕事ぶりや平素の生活の様子や報じられる麻央さんの様子を通して、仕事について考えさせられた数日間でした。
麻央さんのご冥福をお祈りするとともに、子供たちをはじめとしたご家族の皆様を応援したいと思います(合掌)