さっしーです。
外面(そとづら)がいい、と家では言われております(^_^;
会社でも「社内評価と社外からの評価は必ずしも一致しない」と若い頃教えられました。
ということで、今でも時々そういう目で周りの人たちを観察してしまいます。
評価って縦関係
評価というのはある意味上からの態度の部分も多く含んでいます。
好き嫌いなら好みですから横なのかもしれません。
取り組み姿勢・態度はどうか?
スキルレベルはどうか?
人間的な評価などはある意味超上から姿勢とも言えますね。
ひいきにしてくれるなどは損得。
こうしてあらためて評価ということを考えてみると、それ自体がそんなことしていいのか?とも思いますが、人は評価が好きです(^_^;
ほめる事は「能力のある人が、能力のない人に下す評価」、縦の関係だとアドラーは言っています。
あるべき姿は「横の関係」。
そういう意味では評価ってどうよ?です。
社内(仲間内)の評価
それでも、社内的な評価(仲間内)の評価や社外からの評価はあります。
生理的に好きだとか、嫌だというのもありますが、それはなかなか表に出にくいもの。
何がしかの理由をつけて、・・・だからダメ(嫌)などと評価される事が多いものです。
お客様は神様です、と言いますが、わたしは50:50の関係だと思っています。
お客様に満足していただけるものを提供し、それに対するフィーをいただくという関係です。
ただし、選ぶのはお客様。
ときどきありますが「おいしいと言われるお店」で「こうやって食べろ」的なお店がありますが、わたしはそういうお店には行きません。
「たべさせてやってる」「うまいだろ」はおかしいと思いますから。
わたしの住む広島にも何件かそういうお店があるようです。
まぁそれでも繁盛してる店もあります。
お店に乗り込んで文句を言うつもりは全くありませんよ^^
社内(仲間内)の評価は、上司からの評価が定番です。
これはある意味仕組み上しかたのない事。
公平感を出すという意味でも不可欠です。
縦の関係であるとも言えますしね。
しかし、そんな人事考課でも仕事に関する評価をするよう指導があります。
仕事に取り組む姿勢、仕事上発揮されている能力、仕事の成果、それぞれについて具体的事実に基づいて考課しようとします。
理屈上は人間的な評価や性格などは人事考課とは切離すのが原則です。
それでもそんなにきれいに切り分けられるものではありませんけどね。
陥りやすい誤謬(ごびゅう)も傾向があるので研修などで教えられます。
社内(仲間内)の評価には、同僚(友人など)や部下(後輩など)からの評価もあります。
同様に、関係部署などからの評価もありますね。
こういう部類の評価では、より感情的情緒的な部分が大きい事が多いもの。
まぁ職務遂行的にも高い方が望ましいのが事実ですが、それ以上に関係性などが評価を左右するのも事実。
気持ちが入るかどうかは理屈じゃないですからね。
何を言っているかよりも誰が言ってるのか、と言われるゆえんです。
社外からの評価
社外(仲間以外)からの評価。
ここで一番ありがちなのは意識してるかどうかは別にして、損得勘定かもしれません。
ただし、損得関係でない人でも評価する事ってありますよね。
宅配便のドライバーがとびきりの笑顔できちんとした挨拶してくれたりしたら「良い感じの人」となるはずです。
道路で道を譲ったら、ありがとうございますと大きな声でお礼を言う小学生がいたら「良い子」です。
業務上の社外からの評価は「取り組み姿勢」「スキル」「損得」等から判断されます。
損得的には損だけど、あの人がそうするなら、、、といわれるような仕事ぶりでありたいものですね。
社外からも「あなたが言うなら」となれば理想的です。
社内評価と社外からの評価は必ずしも一致しない
こんな感じですから、仕事を進めていく上での立ち位置がお客様寄りだと社外からの評価が高めになり、自社寄りだと社内評価が高くなるのが自然の流れ。
社内評価と社外からの評価は必ずしも一致しないと言われるゆえんです。
いかに寄っていない方に納得感を持ってもらえるかが長期的にみると大切ですね。
しかしよくあるのは全く逆で、両者の事を考えて動いたら、両者から突っ込まれるという事もあります。
損な役回りですが、きちんと考えて誠心誠意やってれば、だんだんと理解される、と信じてやるしかありませんね。
自分自身は知ってるんですから。
ウィンーウィンの関係は探せば道がある事が多いものです。
天知る 地知る 子知る 我知る
アドラー心理学的な書籍のベストセラー「嫌われる勇気」では「他者から嫌われることを恐れず、自分の生き方を貫くこと」が述べられています。
確かに他人からの評価を気にし過ぎると窮屈になりますよね。
嫌われるようにするというのは良い事ではないですが、好かれるためにやるのも違うという事です。
評価を気にせず、自分なりにしっかり取り組む事が重要です。
評価してもらいたいのは人情ですが、そう思えば思うほどしんどくなっていきます。
高い評価を得れば得るほど、もっともっとと思うのも人情。
どんどん評価が低くなるのが怖くなっていきます。
それは穏やかではいられなくなる事。
そんなの嫌ですよね。
外からの評価はついてくるものと割り切り、一喜一憂しない姿勢が取りたいものです。
誰かがみてくれている、、、ていうか、自分はみてるわけですから、それが唯一最大のポイントですね。
「俺、ちゃんとやってるかな?」と自己評価することは欠かせないのではないでしょうか。