さっしーです。
過去を悔やんで未来を不安に思いつつ過ごすのはすごく大変そうですよね。
しかし、ほとんどの人はそうして過ごしています。
過去に生きると
過去のことを考えると、あの時ああしておけばよかったと思うことばっかりです。
思ってしまうのはしかたないかもしれませんが、いくら悔やんでも今は変わりません。
反省という意味では意味あることですが、悔やんでも意味はありませんよね。
もしも過去のことを変えられるのなら、ほとんどの人はそうするのではないでしょうか?
しかし、実際にそうなると面白くない人生かもしれません。
中には過去の栄光にすがって生きている人もいます。
自信にして今を生きるのなら意味はありますが、同じようにうまくいくとは限りません。
自慢話ばかりしてると確実に嫌われます。
過去のことは結果。
結果論であれこれ言うのは簡単ですが、問題は今なのです。
未来を考える
未来のこと、考えてますか?
自分は何を目指してどこに行きたいのか?考えるように言われることも多いです。
たしかに行き先が分からないと進みようがありませんからね。
しかし、考え過ぎると不安が増大します。
あれもしなくちゃいけない、これもしなくちゃいけない、と次から次に出てきます。
考え過ぎると今がなおざりになってしまうかもしれません。
次に進むには、まず今があります。
過去を悔やまず、未来に不安にならず、今を生きる
過去は変えられませんが未来は変えることができます。
問題を起こした衆議院議員さんの(中止になった)反省パーティーの誘い文句にもありましたが、、、
正確には、過去と他人は変えられない、変えられるのは自分と未来、ですね。
自分や未来を変えるのは、まず今を懸命に生きることです。
まさに「今でしょ」。
今ここを大切に生きることは、過去を積み上げ、未来に向かうこと。
どこに向かおうとしてる?
普通に過ごしていても煽られるように過ごしてしまうことが多い現代。
せわしないですね。
自分はいったいどこに向かおうとしているのか?と時々自問してみるといいのではないでしょうか?
以前もご紹介したかもしれませんが、こんな有名なお話があります。
メキシコの海岸沿いの村に、MBAをもつアメリカのビジネスマンが訪れた。
ある漁師の船を見ると活きのいい魚が獲れている。
ビジネスマンは聞いた。
「活きのいい魚ですね。漁にはどのくらいの時間かかるのですか?」
「そうだな、数時間ってとこだな。」
「まだ日は高いのに、こんなに早く帰ってどうするのですか?」
「妻とのんびりするよ。一緒にシエスタを楽しみ、午後にはギターを弾きながら子供と遊んで、夕暮れにはワインを傾けながら妻と会話を楽しみ、それで、寝ちまうよ。」
それを聞いてビジネスマンはさらに質問をした。
「なぜもう少し頑張って漁をしないのですか?」
漁師は聞き返した。
「どうして?」と。
「もっと漁をすれば、もっと魚が釣れる。それを売れば、もっと多くの金が手に入り、大きな船が買える。そしたら人を雇って、もっと大きな利益がでる。」
「それで?」と漁師。
ビジネスマンは答える。
「次は都市のレストランに直接納入しよう。さらに大きな利益がうまれる。そうしたら、この小さな村から出て、メキシコシティに行く。その後はニューヨークに行って、企業組織を運営すればいいんだよ。」
「そのあとはどうするんだ?」漁師はさらに聞いた。
ビジネスマンは満面の笑みでこう答えた。
「そこからが最高だ。会社を上場して巨万の富を手に入れるんだ。」
「巨万の富か。それで、そのあとはどうするんだい?」と漁師は最後に質問した。
「そしたら悠々とリタイヤさ。小さな海辺の町に引っ越し、家族とのんびりシエスタを楽しみ、午後にはギターを弾きながら子供と戯れ、夕暮れにはワインを傾けながら妻と会話を楽しむ。のんびりした生活を送れるのさ。」
漁師はため息をつき、やれやれ、という顔で一言を付け加えた。
「・・・・そんな生活なら、もう手に入れているじゃないか。」
どうでしょうか?
我々はどこに向かおうとしているのでしょうか?