さっしーです。
日本電産創業者の永守社長のインタビュー記事を読みました。
永守さんの有名な言葉に、「すぐやる、必ずやる、できるまでやる」があります。
「他人の2倍働いて成功しないことはない、倍働け」というお母様の教えを守られているというのも有名です。
勝手にモーレツな方というイメージを持っていますが、平成の日本を代表する名経営者です。
ソリューション
そんな永守さんがインタビューの中で「絶えず私が考えているのは、ソリューション」と答えておられた点に注目しました。
冷たい井戸水での洗濯→洗濯機
暑い夏→エアコン
ソリューション、、、解決策
たしかに世の中はソリューションの蓄積で進歩してきていますね。
まずは現在困っている事を見まわしてみましょう。
先程の「冷たい井戸水で洗濯」や「暑い夏」なども困ってる事ですね。
これら困ってる事に対して、「困ったな」と思うだけだとか、グダグダ文句言うだけじゃ意味有りません。
「だったらこうしてみたら」というものを見つけてみるのです。
簡単に見つからないこともあると思いますが、そのことばかり考えて夢に出る位追求してみましょう。
きっといいソリューションが見つかりますよ。
次に、もし~なら、と考える事で新たな問題点=困る事を想像できますね。
人手不足が進めばロボットの活躍が想定されます。
そこでのソリューションは、例えばモーター。
AIが実用化されつつある今、人間の仕事は?
そのためにはどんな教育が求められる?
思い込み
ソリューションを生み出す邪魔になっているのが「思い込み」です。
専門家ほど、典型的な知識に縛られてしまうもの。
経験や知識が裏目に出ることもあるのです。
かといって経験や知識はいつも邪魔するわけじゃありません。
いつもは貴重なものというところが難しいところですね。
ちょっと実験してみましょう。
下記の9つの点を、一筆書きで(紙からペンを離さずに)、最大4本の直線で全てつないでください!(3分で考えてください)
TOC(制約条件の理論)では、対立解消図というものを使います。
困っている問題の背景にある対立を明確にして、その目的や背景(なぜそうしているのか?など)を整理して対立解消(問題解決)のアイデア(=ソリューション)を引きだすものです。
どうしたら必要条件を必要としないで目的を得られるか?と考えます。
えてして、勝手に自分がにっちもさっちもいかない仮定を置いているものです。
その仮定は「思い込み」の事が多いです。
上の問題の答えがもう少し下にあります。
どうでしょうか?
自分で勝手に制約設けてなかったでしょうか?
わたしは勝手にはみ出しちゃダメと思い込んでました。
そういうことって案外多いものです。
イケア(IKEA)の9つの信条の締めくくりは「おおかたは、まだ行われていない。素晴らしき未来かな」だそうです。
高校や大学で学ぶ事は既にわかっている事だけです。
これからのことは誰も知りませんから、考えなければいけません。
考えた通りになる事はめったにありませんが、少なくともいつもと同じように考えても新しいものは生まれにくいもの。
思い込みを外して、「だったらこうしてみよう」とソリューションをどんどん生み出しましょう!