さっしーです。
一所懸命やってもできないことがあります。
頑張っても負けてしまうこともあります。
そんな時、できない自分を責める人もいます。
できてる人たちを否定したりする人もいます。
しかし、そんなことしても出来るようにはなりません。
田中君はテニスで活躍したくてテニス部に入りました。
コーチの指導のもと、しっかり練習して3年生の時には県大会で優勝することができました。
同じテニス部の後藤君も一所懸命に練習をしていましたが、なかなか勝てません。
俺はダメだ!と落ち込んで、もうテニスをやめようかと何度も思ったようです。
コーチからいろんなアドバイスをもらいますが、なかなかしっくり来ないともぼやいていました。
結局3年生になる頃、受験に集中したいと退部してしまいました。
その後、後藤君は友達に「田中はコーチに目をかけられてるから良いアドバイスもらってる」と言っていました。
それは、自分には良いアドバイスがなかったから、、、という主張。
ある意味自分を守る言動ですが、そういう考え方では受験もうまくいかない可能性が高いですね。
百歩譲って、田中君がコーチから目をかけられていたとしても、どうしてそうなってるのか考えた方がいいですね。
田中君を否定して自分を守っても、後藤君は成長できませんよね。
どうすればいいか?
じゃあどうすればいいか?
もっとやるのもいいでしょう。
やり方を変えることも考えた方が良いですね。
同じやり方をしてると同じ結果になることが多いですから。
どうやればできるか?
できるようになる可能性が高いのは、できてる人を真似ること。
真似る、まねる、まねぶ、まなぶ、学ぶ、、、
真似るというのが学ぶということの基本形です。
子供たちは自然に真似ています。
(だからこそ大人たちはへんな事できませんよね(^_^; )
さらに、できてる者どうしの競争なら、一工夫加える必要がありますね。
自分の色を出すということにも通じます。
自分の形をつくる、自分のものにするということです。
具体的なことを真似ていくのもいいですが、抽象的なことを真似ていくことができれば大きく成長できますよ。
深い部分を真似るという表現にもなりますね。
物事の見方を真似る。
考え方を真似る。
取り組み方を真似る。
生き方を真似る。
覚悟を真似る。
スポーツなどの強豪チームには先輩達から脈々と受け継がれる取り組み方や考え方があります。
それが伝統であり、会社などでは社風、学校なら校風です。
成長できる!何か残せる!
ただし、できないこともあれば競争に負けてしまうこともあります。
しかし、本気になってやったことであればきっと何か成長しているものです。
具体的スキルの成長もあるでしょうし、抽象的というか深い部分での成長もあるはずです。
マナブはマネル。
学ぶは真似る。
やってみてはいかがでしょうか。
【参考記事;仕事は具体化、学びは抽象化】