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議論の目的は勝つことじゃない、よりいい案にたどりつくこと


さっしーです。

議論は勝ち負け決めるため?

国会などでの議論については、国会論

会社などでの会議でも、意見をわせると言いますよね。

戦わせるというのは、勝ち負けをはっきりさせること。

しかし、議論の目的は勝つことではなく、よりいい案をつくりあげること。

どちらかの案が100%完璧ということは稀なはず。

いろんな角度から見て穴がないと思ってても、どこかの部分に改善の余地はあるものです。

そのための議論ができれば最強じゃないですかね。

 

国会中継や政治のニュースなどを見てると嫌な気持ちになります。

揚げ句の果てには人格攻撃の応酬、、、

まぁ案は優秀な官僚の方達が練ってるんでしょうけど、それなら国会議員の人数多すぎですよね。

議論の目的が勝負になってるのは歴史的な誤謬と言えるのかもしれませんね。

昔の人が、意見によって何かを積み上げつつ構築していたら、という字は使わなかったはずですから。

いろんな意見がありますから、時には勝ち負け的な結論になることもあるでしょうけれど。

論破技術

一時話題になったディベートというものがあります。(オウム事件の時に脚光を浴びましたね)

ディベートの定義には幅があるようですが、大学などではサークルがあって大会もあるようです。

競技的なディベートでは、ある主題について異なる立場に別れて議論して優劣を競うということをするようです。

この場合、競技的に自分の主張している意見と実際の自分の意見とは違うこともあります。

本来自分はそう思ってないことでも、技を駆使して論破する、というものらしいです。

要するに、論破した方が勝つという論破技術競技

正しさを競ってるわけじゃありません。

いかにして正しく見せるかということです。

紙を投げ捨てたりするようなパフォーマンスも技術として使います。

ディベートについての定義にはいろいろと論もあるようですし、わたしも詳しいわけじゃありませんから置いておくとして、ディベートもどきのパフォーマンスで議論したと思ってる人の多いことが問題だと思うわけです。

はっきり言って、論破しただけでは人は動かないもの。

納得させ、におとさせてこそ動くもの。

相手をこてんぱんにやっつけて、恨んできたら逆恨みだ、と気にも留めない、、、のは自由ですし、敵が多い人というのも結構いるものです。

しかし「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり」と言います。

感情的な議論

冷静な論破も上記の通り問題ですが、反対に感情的な議論も何も生み出しません。

これって結構あります。

そうなってしまったら、「冷静にやりましょう」という言葉でさらに感情的になるもの。

収集つかなくなってしまいます。

感情的になってつい口走ったことで言質をとられたなんていうことが政治の世界でも時々ありますね。

冷静な側は、いかに相手を感情的にさせるかということを狙っています。

これはディベートもどきの技術、論戦の技術・スキルとして意識してるからたちが悪いです。

まとめ

議論はより良い案にたどりつくためにするもの。

より良い案を構築すべき建設的な場です。

そういう点を忘れず見つめ続けておくことが大切ですが、そういうのあまり見かけませんね、、、、、


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