仕事って辛いこと?
今政府が盛んに言っている「働き方改革」。
その前提にあるのは「仕事って辛いこと」という考えですよね。
労働時間を短くする=辛い事を少なくする、、、
たしかに仕事を嫌々やってる人が多いのは事実かもしれません。
だから時間を短くすりゃ良いじゃんっていうのは短絡的すぎやしませんかねぇ。
これから社会に出る若い人たちに、仕事は生活のため仕方なくやる辛いことなんだよ、と言ってるようなものです。
夢がないじゃありませんか。
働くということ
働き方改革というからには、働くということ自体を見直すような施策にしたほうがいいんじゃないでしょうか?
学生の勉強も同じです。
勉強は面白くないものだから時間をどんどん短くしよう、、、短絡的な結論です。
ではどうするか?
勉強は面白いと感じさせるようにした方が良いですよね。
仕事でも勉強でも他のことでもそうですが、やらされたり、しなければならないということは心理的にやりたくないものです。
サッカーが好きでサッカー部に入っても、練習は嫌いという子ってたくさんいるんですよね。
練習はしなければいけないこと、練習しろ、という前提が嫌いにさせているのではないでしょうか。
もっと上手になりたい、全国大会に出るんだ、プロ選手になるんだ、と本気で思う子たちは、厳しいトレーニングでも自主的にやるものです。
できないことは面白くありません。
そうするとますますさぼろうとします。
さぼらないまでも、怒られないように言われたことを人並みにやります。
それは相対的には後退ですから、より評価は下がります。
そういう流れでどんどん辛くなります。
悪循環ですね。
【参考記事;現状維持では後退だぁ】
逆に、できると面白くなります。
面白くなるともっとできるようになりたくなって、練習したり学んだりします。
そうすると実力が上がって、もっと楽しくなります。
好循環です。
仕事を楽しめ
仕事を楽しむには、仕事を好きになればいいのです。
自分の仕事に関係する何かを掘り下げてみるのも良いでしょう。
仕事全般に役立つスキルを究めてみるのも良いでしょう。
自分の仕事で喜んでくれる人たちの顔を思い浮かべるのも良いでしょう。
目の前の作業を仕事と勘違いしてしまわないように、
この作業は何のため?
どんな意味がある?
誰がよろこんでくれる?
などと仕事の意味を考えてみることも大切です。
【参考記事;仕事の意味や事業のドメイン】
好きでも嫌いでも自分の仕事は自分の一部。
一日の相当時間取り組む仕事なんですから、楽しんだ方が健康にも良いはずです。
苦しい7時間より、楽しい10時間の方が短いものです。
これからはもっと楽しくできる
これからの社会は必要な時に必要な人が組んで働く社会。
公的な規制で労働時間というか拘束時間は短縮されるでしょう。
一方で副業を認める動きは大きくなっており、兼業の縛りはゆるくなります。
若い優秀な人は既に、専業兼業問わず、ブログやYouTubeで発信して活躍しています。
【参考記事;能力不足の社員より有能なフリーランスが求められる時代】
昔からそうだったはずですが、今は能力を高めたら高めるほど楽しく仕事が出来る社会が広がっていくんじゃないでしょうか。