川上徹也さんの本は『物を売るバカ売れない時代の新しい商品の売り方 (ワンテーマ21)』を拝読してから結構読んでます。
今回は『売れないものを売る方法? そんなものがほんとにあるなら教えてください! (SB新書)』
タイトルと著者名ですぐに購入!うまいタイトルですよね。
早速読んでみましたが、非常に面白いです!
この本を読んでスーパーに行ったり、ニュースをみると視野が広がるはずです。
ただし、売る事ができるかどうかは実践次第というところですね。
川上さんは書いています。
~「売るのは難しい』とも言えるし、だから「売るのは面白い」とも言えます。~と。
そう言う意味では、「どうせだったら楽しんで売った方がいいし、その方がいい結果につながる気がする」という考え方が大切なんでしょうね。
この本は「”売れないモノを売る”のを楽しむためのヒント集」として活用してほしいそうです。
この本を俯瞰すると、次の7つの売り方が紹介されています。
1.ウリ を変える
2.売る時間 を変える
3.売る場所 を変える
4.売る人 を変える
5.売る値段 を変える
6.売る方法 を変える
7.売る目的 を変える
それぞれの売り方について書かれている事をご紹介しましょう。
1.ウリを変える
ウリを変える=セールスポイントを変える、、、売るもの自体は同じでも、用途、カテゴリー、名前、見た目などを変えて売ります。
トイレットペーパーの芯、ペットボトルのキャップ、牛乳の紙パック、ラップの芯、、、売れるんだそうです。売れたそうです、、、工作の材料用に!
なるほどの例ですよね。
カップヌードルがアメリカに進出した時の売り方は?
カップ麺というカテゴリーはアメリカにはありませんでした。
で、具のたくさん入った即席の「スープ」として売ったそうです。
2.売る時間を変える
1984年広島市にできたユニクロ一号店の「ある試み」が紹介されています。
早朝開店、、、並んだ人に牛乳とパンを、、、
売る時間、期間、タイミング、季節などを変えることで売れる事がある!と。
ドミノピザ、、、あつあつのピザを30分以内に届けます。間に合わなければ代金はいただきません、、、ってご存知ですよね。
1960年ミシガン州の小さなピザ屋が始めた売り方です。それがドミノ・ピザ!
江戸時代には鰻は夏にあまり売れなかったそうです。
エッ?土用の丑の日は夏ですがね???
有名な平賀源内先生が知り合いの鰻屋から相談されて書いた張り紙から土用の丑の日は鰻となったというのは有名なお話です。
効果を出す読書方法
とここまで書けば、好奇心・向上心のあるあなたなら詳しく読んでみたくなってきたはずです!
紹介記事の役割完了です。
是非購入して数回読んでみる事をおすすめします。
最初は流し読みでも数回読む事で深く入ってくるものです。
一回だけじっくり読むより効果的だとわたしは思ってます。
ノートなどにまとめるよりも効果があるはずです。
7つの売り方、知ってるだけじゃなく、そういう視点で見てみると共に、何らかの形で実践してみたいものです。
売る事は簡単じゃないんですからダメモトでいいのではないですかね。
きっと楽しくなってきます!
わたしの場合はまず(なかなか売れない)自分を売り込むのに使ってみたいですね (^_^;