サンタさんは大変、、、
クリスマスというと、、、ある幼稚園で先生が子供たちに聞きました。
子供たちは大きな声で「サンタクロース!サンタさん!サンタァ!」とバラバラに叫んでいます。
先生は笑顔でうなずきながら、、、
「サンタさんはみんなのところにクリスマスイブに行かなきゃいけないから大変なんだよ」と答えました。
するとある子が立ち上がっていいました。
「あぁ、だからサンタクロースは、サンタくろうす、サンタ苦労する、かぁ」と。
まぁ確かに世界中ですから、時差があっても大変ですよね(^_^;
本当にサンタさんはいるの?
サンタさんはいるの?という子供の疑問に見事に答えた素敵な逸話があります。
今から約120年前、ニューヨークに住んでいたバージニアという子がある日友達に「サンタさんなんていないんだよ」と聞きました。
バージニアは、家に帰ってお父さん質問しました。
するとお父さんは「新聞にそう書くなら、そうなんだろうね」と。
それを聞いたバージニアは「サンタさんはいるのですか?いないのですか?本当のことを教えてください」と、新聞社に手紙を書きました。
この手紙に返事を書いたのが、ザ・サン紙の新聞記者フランシス・チャーチでした。
ザ・サンの社説として1897年9月21日に掲載されたバージニアへの返事は、120年たった今でも世界中で語り継がれています。
サンタさんはいる
「そう、バージニア。愛や寛容、深い思いやりの心があるように、サンタさんは確かにいる。それは人生を最高に美しく、喜びに満ちたものにしてくれるんだ。」
「サンタさんがいないだって?! サンタさんがいない世界はバージニアみたいな子がいない、さみしい世界。人生を楽しいものにしてくれる、何かを信じる純粋な心、風流を解する心、人を愛する心がなくなった世界のようなものなんだ。」
そして、「この世の中は目に見えないものや、自分たちが理解できないものは信じないという人が多い」「サンタさんを見た人がいなくても、サンタさんがいないというわけではないんだよ。この世界の真実の中の真実は、大人にも子供にも見えないんだ。」
サンタさんを見た人はいません。が、それはサンタさんがいないことの証明にはなりません。
この世界の本当の本当、真実の中の真実は、大人にも子供にも見えない、、、そう、きつねが星の王子さまに教えてくれた秘密と同じです、、、
「さようなら」王子さまは言った・・・
「さようなら」キツネが言った。
「じゃあ秘密を教えるよ。
とてもかんたんなことだ。
ものごとはね、心で見なくてはよく見えない。
いちばんたいせつなことは、目に見えない」
「いちばんたいせつなことは、目に見えない」
忘れないでいるために、王子さまは繰り返した。
「きみのバラをかけがえのないものにしたのは、
きみが、バラのために費やした時間だったんだ」
「ぼくが、バラのために費やした時間・・・」
忘れないでいるために、王子さまはくり返した。
「人間たちは、こういう真理を忘れてしまった」キツネは言った。
「でも、きみは忘れちゃいけない。
きみは、なつかせたもの、絆を結んだものには、永遠に責任を持つんだ。
きみは、きみのバラに、責任がある・・・」
「ぼくは、ぼくのバラに、責任がある・・・」
忘れないでいるために、王子さまはくり返した。
メリークリスマス!