我々人間の性(さが)なのですかね、禁じられるとやりたくなりませんか?
わたしだけ?んなはずないでしょう、、、
古くは鶴の恩返しなどでも出てきますよね。
「絶対に中を覗かないで下さい」と言われて約束したのに、したからこそ、ついつい覗いてしまいました。
落語でも、まんじゅう怖いというのがありますが、似たようなことですよね。
授業中や仕事中、寝ちゃいけないと思えば思うほど意識が遠のきませんか?
ダチョウクラブのお笑いでは、「絶対に押すなよ!」というのもありますね。
あるところに貧しい農民がいました。干し草をいくらか持っていましたが、かび臭かったので、腐ってしまう前に牛たちに与えようとしました。でも牛たちは、全く食べませんでした。
そこで農民は、かび臭い干し草とおいしい干し草を混ぜて与えました。しかし牛たちは美味しい方の干し草だけ食べるのです。
農民は困りましたが、よく牛たちをみていると不思議なことを目にしました。放牧されてる場所に草はたくさんあっても、フェンスの外の草を首を伸ばして食べている牛がたくさんいたのです。
そこで農民は、あのかび臭い干し草をフェンスの外に置いてみました。するとどうでしょう。あのかび臭い干し草を牛が食べきってしまったのです。
人間だけじゃないようですね(^_^;
禁止されると、絶対にダメと言われれば言われるほど、やりたくなるのです。
あなたも経験ありませんか?
小中学生の頃、お弁当を隠して食べてる人をみると、どうしても覗いてみてみたくなったこと。
高校生の頃、好きな女子を絶対に言わない奴の好きな子を見抜こうとしたこと。
あいつか?それともあいつか?エッもしかしてあいつ??、、、
うーん、ないかもしれませんが^^わたしはあります。
禁止されるとやりたくなるものです。
という習性を利用して、やってほしいことを禁止するとどうなるでしょ?
そうです、やってくれることが多いのです。
あなたのご主人に読んでほしい本がある時には、ご主人の目に付くところに本を置いておいて、この本はわたしのだから絶対に読まないでねと言いつつ、あなたが熱心に読んでいる姿を見せてみてください。あなたがいない間に、ほぼ盗み読みます。
子供に勉強してほしいなという時には、あなたは何かを楽しそうにインプットしつつ、子供には勉強より早く寝ることを勧めてみてください。学んじゃいけないといわれるとやってみたくなるものです。
禁止するからこそ、逆にやりたくなるんです。
掃除しちゃいけないというのを徹底したら、さすがにいつか掃除し始めます。
見ちゃいけないといわれる本ほど、高校生あたりはベッドの下に隠しつつ見るものです(^_^;
こういう本を見なきゃいけないといわれたら、そうたいしたものではないんですよ。
仕事でも、●●以上しちゃいけない!となると、家に持ち帰ってでもやるかもしれませんよ。
会社の外では仕事のこと考えちゃいけない!と言われると、考えるかもしれませんよ。
逆に言うと、仕事中は仕事に集中しろ!などというのが悪いのかもしれませんね。
もう出勤も自由だ、これだけの成績を出してくれたら良いからね、と言うと、ほとんどの人の労働時間は延びると思いませんか?
コントレオナルド、、、もう知らない人が多いですかね。
わたしは大好きでした。
レオナルドのコントに、未成年がタバコを吸うというコントがありました。
未成年がタバコを吸ってると、大人が注意するんです。
「君、未成年だろ!タバコなんて吸っちゃダメじゃないか!」
そしたら未成年が言うんです。
「何言ってるんですか?こんな身体に悪い物、大人になって吸ってるなんてどうかしてますよ!未成年だから吸ってるんですよ、何言ってるんだよ大人が!!」
という感じだったんですよ。
YouTubeにはあるかもしれません。
コントレオナルドとかレオナルド熊、で検索してみてください。
そういうことを考えていると、最近話題になっている校則についてもいろいろ考えてしまいますよね。
さすがに茶髪を校則で強制は出来ないかもしれませんが、禁止しなくなったらどうなるでしょう?
たぶん今より茶髪は増えるでしょうけど、卒業したとたんに茶髪は減ると思います。
学校としてどっちが役割なのか?考えてしまいますね。
もし校則でスカートの短さを禁止しなかったら?
おじさんたちは喜びますね、、、、、
でも、あまりにもあたりまえになったら、おじさんたちでも興味が薄れるかもしれませんね (^_^;
隠されるからこそ、、、、、おじさんが出てきたので終了します、、、m(_ _)m