ここ数年わたしは健康オタクっぽくなってます。
ゴーヤ、ブロッコリー、マヌカハニー、リンゴ、バナナ、、、
そこに糀(甘酒)を加えようと思います。
こうじ、、、糀、麹、、、どちらも使いますが、どう違うんでしょ?
麹は中国からきた漢字で、米、麦や大豆などの穀物で作ったこうじ全般を示します。
糀は、米こうじのみを意味する字で、日本で作られた漢字?というか、国字です。
糀は、米に花が咲くようにこうじが生えるイメージの字なんですね。
糀を健康のためリストに加えようということで、具体的にとるのは甘酒です。
甘酒の何が良い?
奈良時代から日本人が愛飲していたのが甘酒。
元々甘酒は米糀とご飯から作られてきたものです。
炊いたご飯に米糀を混ぜることによって、ご飯のでんぷん成分が糖化して甘くなるのです。
甘さは控えめで自然な甘さ。
最近では酒粕から作られた甘酒の方が有名ですが、それは元々粕湯酒と呼ばれていたもので、成分は異なります。
(米糀から作った)甘酒はアルコールを含みませんが、粕湯酒はアルコールを少しだけ含んでいます。
最近注目されているのは、(米糀から作った)甘酒に含まれている成分。
ブドウ糖やビタミン類、アミノ酸などの栄養素を含み、成分は点滴とほぼ同じなのです。
加えて、甘酒の栄養分は身体に吸収しやすく、特にビタミン類は90%以上吸収されると言われます。
甘酒と白酒
似たような飲みものに、ひな祭りに欠かせない白酒があります。
甘酒と白酒も全く違った飲み物です。
白酒は、みりんや焼酎などに蒸したもち米や米糀を仕込んで1ヶ月程度熟成させたもろみを軽くすりつぶしたもので、アルコールも含んでいます。
甘酒の整腸作用
甘酒には腸内環境を整えるオリゴ糖や食物繊維が多く含まれているので整腸作用があります。
さらに最近では「グルコシルセラミド」という成分が多くの日本人がもっている善玉菌を増加させることがわかったそうです。
グルコシルセラミドが免疫細胞を活性化させ腸内環境を整えることで、身体を病気から守る免疫器官としての腸の強化が図れるのです。
何より腸内環境が整うと、肌はよい状態に保たれるなど美しさにつながりますよね。
甘酒で疲労回復
糀の力によって身体に吸収されやすい栄養が含まれる甘酒には、オリゴ糖やブドウ糖、アミノ酸などの栄養をバランスよく含んでいます。
特にアミノ酸は人の身体の約20%のタンパク質を構成する成分です。
アミノ酸には20種類ほどありますが、その中でも運動中にエネルギーとして利用される3種類のアミノ酸、バリン、ロイシン、イソロイシンはBCAAと呼ばれ、疲労物質の乳酸の発生を抑える役割も担っているそうです。
甘酒のカロリー
健康のためだからたくさん飲めばいい?
甘酒はノンカロリーではありません。
100gあたりのカロリーは下記の通りです。
甘酒;81kcl
煎茶;2kcal
豆乳;46kcal
牛乳;67kcal
ココア;412kcal
ブラックコーヒー;4kcal