東京への一極集中が止まらないですね。
総務省が1月29日、住民基本台帳に基づく2017年の人口移動報告を発表。
東京圏(東京、神奈川、埼玉、千葉)は、転入者が転出者を上回る「転入超過」が約12万人と22年連続で転入超過。
3大都市圏では、名古屋圏(愛知、岐阜、三重)と大阪圏(大阪、兵庫、京都、奈良)はいずれも5年連続の転出超過で、東京一極集中がより鮮明となっています。
東京圏の超過数は前年比1911人増で、2年ぶりに増加。15~29歳の移動がほとんどで、総務省は「地方から進学や就職を機に東京に流入した」と分析。
政府は14年12月に閣議決定した地方創生の総合戦略で、20年に東京圏と地方の転入・転出者数を均衡させる目標を掲げたが、目標達成は困難な状況となっているとのこと。
参考記事1【16年後日本は3戸に1戸が空き家になるゾッ!】
参考記事2【東京一極集中とノマド的生活】
参考記事2を書いた時は感覚的に感じて書いたのですが、こうやって数字で示されるとはっきりしますね。
それも、日本の人口はすでに減少し始めているというのにです。
ダイエットして体重は減ったのにお腹だけは以前より出てきた的な大問題です。
大阪圏や名古屋圏にも他所から人は流れ込んでいるはず。
それでも両都市圏とも流出過多って、、、いわゆる地方はすごい勢いで人口が減っているという事です!
それも若い人が!!
そういう事を考えていくと、東京への一極集中は地方の衰退。
で、この流れは止まるのか?
残念ながらこの流れが止まるイメージができません。
ではどうするか?
地方に住みたい。
故郷を復活させたい。
田舎が良いじゃないか!
少ない人口でも、のんびりゆっくり暮らしたい。
心でそう思ってる人、結構いるんじゃないですか!?
心の中で少しだけ思うことはあっても、自分はもうちょっと都会で働いてから、、、と、なかなか動けないのが多くの人にとっての現実ですよね。
地方から東京に行って働く人達の子供たちは都会育ちの地方知らずです。
都会で育った人は、なかなか地方に住もうと思う理由がなくなってきます。
学校も職も、都会の方が多いんですから。
定年後に故郷に戻ろうかなという人は、わたしの友人にもいます。
一方で、すでに家を構えていて戻らない人も結構いますが。
ある程度戻ってきたとしても、結局地方は定年後の人だらけになりますね。
年齢的に言うと、医療機関のことを考えて定年後も都会が良いという判断もありますしね。
定年後Uターンした人たちの子供たちは「戻る」というイメージではないでしょう。
都会の方が故郷なのですから。
地方に住むといえば、、、
地方に移り住んで都会で仕事をするというパターン、有名人にはちらほらいますよね。
いいですよね、あこがれます。
そうなると、子供たちは地方育ちですからね。
子供を健康的に育てる環境としては地方の方が良いのかもしれません。
でも、教育(勉強)環境を考えると、、、
自然に触れさせて、と思っても、地方都市じゃそんなに自然に触れ合うというほどでもないですから。
ちなみに東京圏でも結構自然豊かな町はありますしね。
地方には地方の良さがある!、、、これは逆に言うと、地方には地方の悪いところがあると言う事。
濃い人間関係、それを好ましいととるか、面倒くさいととるか、、、
静か、それを落ち着くととるか、さみしいととるか、、、
まぁこのまま東京圏の一極集中が続かにように地方創世の施策が打たれると思いますが、問題はそれまで地方がもつのか?ということ。
はえてこないのに抜けているというわたしの頭頂部のように、地方は人口減少しつつ流出しているのですから。
ここでウダウダ書いてても何も変わりませんが、わたしはやっぱりノマド的仕事にあこがれますね。
都会も地方も楽しんで過ごす。そうなれるようにがんばります、、、が間に合うのか ^^