いろんな問題、課題が降ってくることってありますよね。
なんで同じタイミングでこうなるんだろぅ、と気が滅入ってきます。
もうどうにでもなれと思うことも多いのですが、いやいやなんとかしなきゃと頑張る自分もいて(根はけっこう真面目でしょ^^)、葛藤を抱えてしまいがちなもの。
「山より大きい猪(しし)は出ぬ」(実際に聞いたのは広島弁で「山より大きい猪は出ん」ですが)
われわれは、問題をより大きく考えすぎるのかもしれません。
まぁ人間ですからそういうものなのでしょうし、確かに降ってきた時には問題を大きく感じてしまうものです。
そんな時、不安になったりしますが、もしそれができなかったらどうなるか?失敗したらどうなるか?というようなことを書き出してみたら良いと聞いた事があります。
書き出したらけっこう大変なことがあるかもしれないよな、とも思いますがね。
それにしても、頭の中で考えてるより、書くことで整理されるのは確かです。
そういう問題や課題に対する行動を起こす前にいろいろと考えてしまうと、気分が滅入ってしまいます。
さらに、そういうことが重なった場合の不安度は、たし算ではなく掛け算的に大きく、重くなるもの。
解決に向けて考えようにも、二つのことが重なるだけでまとまりにくくなるってもんじゃありません。
あれどうする、これどうしよ!と気が急くばかりになってしまって何もまとまらず、少しも進まなくなります。
そんな時、わたしの経験では、バタバタすると心身共に疲れるだけで、なかなか前に進みません。
ある意味、なるようになると開き直ったような気持ちをもちつつも、一つ一つ確実に取り組むことで、だんだんと光が見えてくるものです。
まぁ、頭ではそういうことだと分かっていても、なかなかできませんけれど。
そんな時には徳川家康の言葉を思い出します。
「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。
急ぐべからず。
不自由を常と思えば不足なし。
心に望み起こらば困窮したる時を思い出すべし。
堪忍は無事長久の基、怒りは敵と思え。
勝つ事ばかり知りて、負くること知らざれば害その身に至る。
己を責めて人を責むるな。
及ばざるは過ぎたるに勝れり。」
参考記事【思うようにならないからこそ(真の)「がまん」で】
確かに家康は、子供の頃は人質で、大人になっても奥方と長男を信長の命令でなくし、、、と過酷な時期を過ごし、時間をかけて一歩一歩進んで、最終的に天下を取った人ですから、言葉が身にしみます。
と、わたくし最近そんな状況なので、自分用に書いてみましたが、ほとんどの人は何か背負っているもの、、、
そんなあなたの気持ちが少しでも楽になっていただけたら嬉しいです (^_^;