コンビニ、ファミレスなどでは店員さん用のマニュアルが整っています。
そういうお店に入った時「何か違うな」と感じたことってありませんか?
マニュアル的教育
そもそも日本の教育ってマニュアル的だと思います。
ただし、わたしが外国の教育に詳しいわけじゃありませんが、、、
次のような話を読んだことがあります。
日本の学校では、先生が何か問いを出した時、教えられた通り答えなければ怒られます。
同じ場面で、外国の学校では先生が教えた通り答えるだけではNGだそうです。
先生の教えに対して、自分の受け取り方や感じたこと、自分の判断や考えが求められるのだそうです。
そういうのって、日本人的にはよけいなこと、うざいことにも思えちゃうかもしれませんね。
しかし、このグローバル化の進んだ現代においてはそういうのを取り入れる事も大切だと思います。
覚えることだけでなく、考える・感じることが問われています。
マニュアル通りできる地点がゼロ地点
マニュアルは、業務遂行上とても役立ちます。
でも、マニュアル通りやっても皆同じレベルでできるばかりじゃありません。
また、マニュアルで全てのことに対応することはできませんね。
そういう意味では、プロとしてはマニュアル通りできる地点がゼロ地点。
そこから先がプロとしての仕事部分です。
本来マニュアルは常に進化するものです。
特に日本では昨日より今日、今日より明日と、積み上げてきた歴史も有ります。
プロの仕事部分をどんどんマニュアルに取り込んでいくのです。
トヨタ生産方式にある「作業手順書」に代表されるような優れものです。
そういうマニュアルの進化以上の進化が求められるのが現代の厳しさ。
マニュアルで対応できるという仕事はそのうちロボットに替わっていくでしょう。
人間として積み上げる進化のよりどころは理念です。
理念に基づいて自分が作り出すことこそ進化・成長。
理念に基づいた「こだわり」は色であり、ブランディングの中核となります。
スポーツなどでは
マニュアルってスポーツでいえば基本。
音楽や美術でもまずは基本ありきです。
素人のわたしなどにはよくわからないピカソの絵ですが、彼はいわゆる普通の絵もすごく上手なのですよ。その上でのあのような絵なのです。
日本的教育を変える?加える?ことが求められています。
そうはいっても日本はそれなりに成功している事実があるので、変えるのは大変です。
変える変えない、どう変える、等について決めるのは、いわゆる成功者の方達ですしねぇ、、、
スポーツの世界では少し変わり始めています。「教えられた通りやれ」という指導は減ってきたのではないでしょうか。教えられたことの上に自分で考えることが求められています。プレーしている選手の状況判断が大切な競技も確実に強くなっています。
サッカーなどでは昔よく言われていたものです。
「日本人は状況判断ができない」と。
それは教育から来るもので、ある意味野球のようにサインでプレーする部分が多い競技は得意なんだと。
でも今では、サッカーもレベルあがりましたからね。
ちょっと自己主張が強すぎるんじゃないの、と、おじさんなどは思っちゃいます^^
そう!確実に変わり始めているのですよ!!
まとめ
マニュアルでは全てに対応することはできません。
そこから、何を?どれだけ?できるのかが挑戦であり、個性であり、成長。
それは自分の価値につながります。
学校に行って教えられたことを覚えるだけでは、社会では足りません。
逆に言うと社会では、マニュアルにあるようなことができるようになってからが楽しくなるのですよ。
一番楽しいのは、自分が伸びている事を感じる時。
って、おい! わかってるのか? 俺!! (^_^;