来年3月に大学を卒業する学生に対する採用についての会社説明会・エントリーなどが本日(3月1日)解禁されました。
これは経団連の指針に基づいたもので、実質的にはすでにいろいろな形で採用活動は行われています。
今は超人手不足の時代ですしね。
会社説明会に関しては4月中旬ころまでで一段落する見込みとのこと。
今年の特徴として、銀行などの人気低下が注目されています。
大手メガバンクの人員削減発表や、将来の金融業界の変化を見据えて大きな流れが変わりつつあります。
そうなると従来銀行に流れていた優秀な人材を採用したいという企業も出てきていますね。
会社説明会は、会社が自社のことを就活生に説明して優秀な学生を採用することが目的です。
ということは、自社のアピールポイントを説明するわけであって、それがその社のすべてではありませんからね。
あたりまえのことですが、彼らはプロです。
すごく上手ですし、今の時代お金もかけています。
まぁ情報がいっぱい飛び交ってる時代ですから(ウソ情報もありますけどね)、熱心な学生は事前に調べてるはずです。
会社説明会の情報や、調べた情報を何にぶつけて判断するのかが大切です。
会社選びの最大ポイントは「自分は何がしたいのか」「自分はどうありたいのか」ということです。
そういうの無いんだよな、、、という人もいるかもしれません。
確固としたものでなくても良いので、一応考えてみましょう。
今は新卒入社3年でで3分の1が辞める時代。
それはそれで良いのかもしれませんが、やめた人がどうなってるかというのは想像してみたらいいと思います。
もちろん大成功の転職をしてる人もいます。
なかにはたまたま大成功した人もいるでしょうけど、ほとんどの転職成功組は「自分は何がしたいのか」「自分はどうありたいのか」を最初の会社に在職してみて気付いた人たちだと思います。
むしろ注目してほしいのは、転職してもダメじゃん組。
結構多いと思います。
そういう人は、その後も転職を繰り返す人もいるでしょう、、、これだという職を探して。
悪くはないです。
しかし、アッという間にいい年齢になるものです。
実感こもってるでしょ(^_^;
何がしたい、どうありたい、などというのはわからなくても当然といえば当然ですが、考えておくことが大切です。
そういうものを頭に入れておいて、会社説明会や先輩の話などを聴くと、パッとひらめくことがある可能性が高まります。
新卒の就職が一生を決めるとはいいません。
でも大きなターニングポイントであることは確かです。
オリンピックで、どんどん高度になっていってる技をみると、今の選手って大変だと思う。けれど、実は選手でもなんでもないふつうの人も、とんでもなく困難な競争のなかに投げ込まれていると考えることもできるんじゃないかな、と糸井重里さんが「ほぼ日」に書いていました。
フィギアだって、スノボーだって、スキーだって、どんどん高度になってるのは素人でもわかります。
確かに、今の選手は大変ですよね。
同様に、一般の人も昔よりずっと大変なのですよ。
昔は今より無茶もあったけれど、もっとファジーな部分、のんびりした部分もあったというのは実感します。
これから学生さんはひっぱりだこでしょう。
すごく人手不足です。
でも、就職できれば安泰という時代じゃないです。
これからの世の中はかつてない変革を迎えるはず。
そういう意味でも、今は昔よりずっと大変です。
そんな中でいえることは、自分がなりたいようになれることが、安泰ということ。
今は昔よりずっと大変なんですよ!