熱いのは松岡修造さんの専売特許かと思ってましたが、見城徹さんも熱いです!
『たった一人の熱狂 (幻冬舎文庫)』、一気に読めました。
途中で読むのを止めたくない本です。
次はじっくり、何度も読み直します。
テレビでたまたま視て、面白い人なのでググって『たった一人の熱狂 (幻冬舎文庫)』を見つけたので即ダウンロードして読みました。
いやーびっくり、期待を越えて感動させていただけました。
ていうか、強烈なパンチをくらわされたような衝撃でした。
近くにいたら、ちょっと避けようかなwと思うくらいの迫力。
これから社会に出る人でも、すでに働いている人でも、学生さんでも、是非読んでみることをおすすめします!
俺は何やってるんだ!
俺ってこの程度か?
徹底的にやってるといえるのか?
と自問してしまいます。
わたしは読後にそう感じました。
仕事については、とにかく徹底的にやれ!と。
今の仕事って自分に合ってるんだろうか?なんて考えている人がいたらこの本を読んでみてください。
本から大きな声が聞こえてくるかもしれませんよ。
「何かに入れあげなければ天職には出会えないゾッ」と!
努力という単語が嫌いな人が近ごろ多いです。
見城さんにいわせると「圧倒的な努力」、、、好きだ嫌いだなんて関係ありません(^_^;
他人ができないことをやれ!と書かれてますが、ご本人の逸話を読むと、本当にそこまでしたのですか?というようなことを実際にやっていらっしゃいます。
「結果が出ない努力に意味はない」とも喝破されてますからね。
読んでると、なんとも自己嫌悪・自己否定的気分になります。
でも大丈夫!
「自己検証、自己嫌悪、自己否定なきところに成長なし」と。
見城さんの一日の終わりは毎日「後悔」だそうです。
辛い毎日を送りながら、押し寄せてくる後悔をエネルギーに変えて毎日を生きたい.生ききりたい!と。
後悔するのは検証してるから。
毎日のうのうと生きてると、何かなければ後悔もしないです。
そういうことに気付かされました、、、今更ですが。
この本の中で「小さなことこそ真心込めろ」という部分がわたしは一番好きです。
神は細部に宿るという言葉もあります。
小さなこと、片隅の人を大事にする。
小さな約束も守る。
「他者への想像力」、、、良い言葉です。
これを言ったらあの人はどう思うんだろうか?
どんな思いで約束してくれたのか?
どんな想いで待っていてくれるのか?
他者の気持ちの細部にも想いをめぐらせることができるようになりたいものです。
見城さんはいわゆる結果を出している人です。
でも、「人知れず誠実に生き、目立たない生涯を全うする。そのような無名の人たちの重みを感じられなくなったら編集者として終わりだと思っている。」と書かれています。
生き方、価値観の違う人でも、その一生の重みは変わらないというのは編集者というよりも人間としての想いなのではないでしょうか。
『たった一人の熱狂』、是非読んでみることをおすすめします!
何とも言えない人間臭さ、お人柄が強烈な言葉の中から見えてきます。
見城さんのまわりに人が集まるのがよくわかりました。
わたしも今からやります!
なにしろ「今日という一日は、死から最も遠い日」ですから!!
※本を読めばわかりますが、読後わたしは「755」始めました(^_^; 読んでるだけですが、、、