就活のクライマックス、それは面接。
一次にしろ、二次にしろ、役員面接にしろ、相手は面接官を演じていても所詮人間です。
人間が点数をつけて採否を決めるのですから、究極的には「感情」がポイントになります。
面接官の感情を動かすような受け答えを目指しましょう!
で、そのための留意点について考えてみました。
ストーリーを語れ!
感情を動かすには、ストーリーを語ることです。
もちろん面接で延々と話すのはNGですから、質問される→返答する→質問される→返答する、、、というキャッチボールの中で、全体としてストーリーになるように話すことです。
ストーリーの構成は、主人公+背景+いくらかの障害+それを乗り越えたあなた。
そんな経験から何を学び、どう役立ったのか。
そして、どこを目指しているのか。
もちろんまっ赤な嘘、作り話では伝わりません。
しかし、事実だけを淡々と話しても、あまり心に響かないものです。
感情を動かす、、、例えば、下の事例はニュースからの引用ですがどうでしょう?
「2千本安打の内川、野球を2度やめかけた 支え続けた両親」
二千本安打達成という事実に対して、2度も野球をやめかけたけどそれを両親の助けを受けつつ乗り越えた、という過去の経緯を付加することによって一層の感動につながっています。
考えてみれば昔から、仮面ライダーだってウルトラマンだって、アンパンマンも必ずピンチを乗り越えます。
それは感情を動かすために必要な場面であり、演出です。
悪者をやっつけるという結果だけじゃなく、ピンチを乗り越えてやっつけた、ということがポイントなのですよね。
※悪用した作曲家がいましたね、、、嘘は失望を大きくしますから注意しましょう。
ある程度の演出、脚色、、、そういうのも何かを伝えて心を動かすには必要です。
そんなストーリーに加えて、形容詞はもちろんですが、面接であれば、言葉だけじゃなく声の強弱や高低、目つきや表情、手の動き、目の動き、、、
総合的な演出があなたの想いをどれだけ伝えられるかということに影響することになります。
重要なのはあなたの「想い」です。
いろいろな面のストーリー
自己紹介の基本は「現在→過去→未来」の順で構成しましょう。
現在;今ここ。今何者。
過去;今の根拠となった出来事、、、ドラマチックであればインパクトがありますね。
未来;何をしようとしている?どこに行こうとしている?どうなりたい?
その他のポイント
徳性;会社のベクトルとあなたのベクトルの共通点をアピール!
スキル;会社で使える知識や経験、、、ただし、謙虚に、控えめに、さりげなく、、、そんなに簡単に使えるわけないと先輩達は思いがちだし、だいたいそのままじゃ使えない!
公平無私;チームのため、仲間のため、懸命に打ち込める面をアピール!
上のようなポイントについてストーリーで伝えられるように準備しておけると「伝える」ことができます。
あなたが学生時代に熱中したことにはどんなストーリーがありますか?
大学の成績、家庭の事情、アルバイト、親への想い、恩師との逸話、、、
スポーツ、自炊、コンプレックス、誤解、友人、、、
何を乗り越えたか?そして何を得たか?そしてどうなりたいのか?それがあなたの「うり」、アピールポイントになります。
まとめ
就活面接、それは就活のクライマックス。
いくら会社を研究しても、いくら入りたいと念じても、面接次第で結果は左右されます。
入りたいなら、入れるようにやることが必要です。
それは社会で生きて行くのに必要な基本的なスキルですから、他でも役に立ちます。
面接するのは(今はまだ)人間です。
人間であれば究極的には、感情次第。
感情を動かすには、共感を呼び起こすことです。
共感とは、相手の感情を思いやること。
感情的な脳は、理性的な脳を圧倒する傾向があるのです。
そんな感じで「自分らしく話す」ことが大切です。
それはほとんどの人にとって、とーーっても難しいかもしれません。
だからこそ、事前に自分を見つめつつ、しっかりストーリーを整理して、話す練習して望むことが大切です。
それが「想い」の強さですよ。
おまけ;面接にあたって「おまじない」をプレゼントしましょう!
「あなたはすごくツイています。強運の持ち主です^^」
だって、面接前にこのページを、ここまで読んだのですからね!
↓↓↓川上徹也さんの本を読むとストーリーについて上手に書かれていますからオススメです!
一つでもお役にたてれば嬉しいです ^_^