わたしが就職活動をしてた頃、希望する会社から内定もらった時は嬉しい反面心配になったことを思い出します。
解き放たれたように遊ぶ友人もいました。
「こんな自由に過ごせるのはもう今しかないんだぞ」などと言いつつ遊ぶ人、、、いるはずです^^
そういう人は社会人になっても慣れたらすぐに遊びますけどね、、、
まぁ喜ぶのも良いですし、発散する事も良いのですが、卒業までの期間ダラダラと遊んでばっかりじゃ時間の浪費、もったいないとは思いませんか?
入試でもそうですが、合格はスタート地点に立てるということです。
陸上競技大会に例えれば、予選通過です。
決勝はこれからですよ。
入社できたら安泰という会社はない
明日は採用面接、、、緊張しますよね。
早く寝ようと思っても、こう聞かれたらどう答えればいいんだろ?と考えてしまって眠れない、、、
正解は一つじゃありませんからね。
かといって、就活本に書いてある通り答えても他の人と同じ。
いかに自分の考えを伝え、自分をアピールできるか?
採用側もちょっと意地悪な質問をしたりする事もあります。
それまで経験してきた入学試験とは違いますよね。
いくら売手優位とはいえ、学生側にも希望があります。
就職活動は、不安で、疲れるものなのかもしれません。
そういう中で、入社を希望していた会社から内定をもらうと嬉しいもの。
第一希望の会社がダメでも、いや、ダメだったというショックの分だけ、次善の入っても良いかなという会社の内定は嬉しいはず。
そういう気持ちは自然だし、喜べばいいと思いますが、大切なのはここからです。
入社すれば人生安泰という会社はありません!
普通にこなしてちゃ人並み止り
新入社員はほぼ即戦力ではありません。
そこからどれだけ伸ばすかが採用した会社側にとっても大きな課題です。
もちろん会社は、入社後に伸びると思って採用しているのです。
こりゃ伸びないなと思ったら不採用にしたはずですよね。
採用された人たちは成長を期待されているのです!
会社としての教育は、新入社員研修や入社前研修に始まり、OJTといわれる仕事を通しての教育を基本として、いろんな研修がきっちり行われる会社が増えてきています。
しかし、そういうのをこなしてるだけじゃ人並み止りでしょう。
他の人と同じだけやれば、他の人と同じだけ進む程度です。
他の人よりやれば、他の人より進めるかもしれませんね。
いまや新入社員の30%超が入社3年以内に転職する時代。
内定もらえた時に大喜びしてた人も混ざってるはずです。
いざ入社してみたら「違った」???
その会社を地上の楽園とでも思ってたんですかね?
まぁ会社に残ってる人でも、つらそうな、疲れた顔をして働いてる人って多いです。
「辞められないから会社にいる」という人もいるということですよね。
仕事を楽しくできないのかな?
充実して楽しく社会人生活を送るにはどうしたらいいのでしょうか?
基本的に仕事って「楽」じゃないものですが、「楽しく」やる事はできます。
お客様や仕事相手が自分の仕事で「喜んで」くだされば、すごく「楽しい」です。
主婦の方も、心をこめて作った料理を「美味しい」と食べてもらうと嬉しいはず。
料理が「楽しく」なりますよね。
そういう気持ちです。
また、人より少しでも仕事ができたと思えれば、楽しくなってくるものです。
この事はあいつに聞け、、、という分野ができればどうでしょう?
頼りにされるという事は、楽しい事だと思います。
楽しくするために
楽しさというのは喜び。
楽しく仕事をするために、大切なのは実力です。
ただし、実力は一朝一夕にはつきません。
実力がたまらないと結果はなかなか出ません。
ということは、ある程度の期間我慢しなくちゃいけないですね。
まぁ最初は楽しさも会社が提供してくれる事もありますし、新しい世界に興味もあって楽しいかもしれませんが、、、そういう期間を無駄にしないようにしたいものです。
実力をつけようとする人に欠かせない事の一つのは「読書」。
人間一人がゼロから考えてもたかが知れてます。
読書は、他の人の経験や考えが書いてあるのですから、そこをスタート地点にできることもあります。
少し戻る事もありますけどね、、、
ある意味、知識レベルの「どこでもドア」的なもの^^
今の時代、読書をせずに勝てるような時代じゃありません。
読書はビジネス書に限るというものでもありません。
小説やエッセイでも、そこからいろいろな事を感じて想像力を育てる事も意味のある事。
見城徹さんの言う「他者への創造力」が磨ける読書は意味ある事です。
スポーツでも、上手になってくると面白くなります。
勝つと、もっと楽しくなってきます。
そのためには厳しい練習もしないと勝てませんよね。
仕事も同じです。
おめでとう!
内定もらった方、おめでとうございます!
その喜びと、これからどこかに出てくる小さな不安を未来に向けてのエネルギーに変えて誰かに喜んでいただける仕事をしてください。
そして何より、仕事を楽しいと思えるようになれればいいですね!
今、ここから、読書しましょう!