「そんなこと知ってるよ」「俺はわかってる」と思ったら学べなくなってしまいます。
初心者は知ってるはずの事でも確認します。
「確認」と書いて「しょしん」と読みます。
学校では×ですが、社会では◎です (^-^)
無知の知
自分が知らないという事を知らない、、、「無知である事への無知」
かっこわるいです。
知っている・わかってると思うと学びにくくなってしまいます。
自分は何を知らないのか?を知っていることが重要です。
「無知の知」
自分が知っている事はたかがしれている、、、
そういう意識があれば、知ってると思ってる事でも「あれっ」と感じる事が出来ます。
知っていると思っている事、知識もどきは先入観にもつながります。
これが最大の問題です。
「そんなの無理」という判断につながってしまうものです。
「なんとかしてできないか」「だったらこうしてみよう」という姿勢は、自分には知らない事がいっぱいあるという思いが引っ張り出してくれるものです!
偶然
スキージャンプで今では常識となっている開脚スタイルは偶然の失敗から生まれたものだそうです。
失敗ジャンプをした選手が開脚した格好になってなんとか耐えてたら、思ったより距離が延びたんだとか。
そこから研究して、今の開脚スタイルになっているのです。
これは偶然が知識の盲点を突いたという事。
常識・定石であっても正しいとは限りません。
20世紀最大の発見とされるペニシリンは、休暇から帰ってきたら培養中のブドウ球菌が青カビによって生育阻止されていた事から発見されたもの。
偶然に起こった事に対して「あれっ」という閃きがあったのでしょう。
三菱をつくった岩崎弥太郎さんは、半年間の獄中生活でたまたま同じ牢の中にいた泥棒からそろばんを教えてもらって習得したそうです。それが将来の三菱につながったのはいうまでもありません。
偶然とは、思いがけない、予期できない事が起きる事です。
それは何かを示唆するものかもしれませんよ!
世の中に偶然はない!全て必然!
そこには何かの意味があるということなのかもしれません。
まぁ、いわゆる「偶然」をこれは神様からのギフトだと思って楽しむ・感謝する気持ちが大切ですよね。
まとめ
知識は活かしてこそ意味があります。
知っている事に価値があるのではありません。
インプットしつつ、いろんな事実と照らし合わせてみることで、知識と知識が頭の中で結びついたり化学反応を起こし、1+1が4にも5にもなるもの。
「俺は知っている」と思う事は自分に枠をつくる事です。
それはそれ以上になれないという限界です。
自分は何を知らないのか?自分には知らない事がたくさんある、自分が知ってると思ってる事だけど、、、というような姿勢を忘れたくないものですね。
知らない事は恥ではない、聞かない事が恥なのだ、、、
「無知の恥」ではなく「無知の知」でありたいものです。