成功したいか?と聞かれれば、したいという人がほとんどでしょね^^
幸福になりたいか?と聞かれても、ほとんどの人がYesでしょう。
では、成功か幸福かどっちか選ぶとしたら?
たぶん、少し考えて、幸福になりたいという答えが多いのではないでしょうか。
成功って何?
成功って何でしょう?
お金持ちになること?
勲章をもらうこと?
何かを達成すること?
有名になること?
どれも成功といえるのでしょう。
で、考えてみてください。
たとえばお金持ちは皆さん幸せそうでしょうか?
我々からするとうらやましい位のお金持ちでもさみしく過ごしている人もいますよね。
スターになりたいと思ってて、スターになった人でも、幸せでなさそうな人もいます。
まぁ書いてるわたしは成功者とは思えないので(^_^;いずれも「たぶん」という想像の域を出ませんが、成功と幸福は違うもののようですね。
幸福って何?
結婚は幸福か?
健康は幸せか?
有名人になったら幸せ?
認められたら?
どれも違うとは言えませんよね。
寒い日に暖かい場所に入ると幸せだし、暑い日に冷たいものをいただくと幸せ~生き返る、なんて思いませんか?
幸せは人それぞれ、時と場合によって違うもの。
そういう意味ではいっぱいあるものですねぇ。
成功しないと幸福になれないのか?
成功しないと幸福になれないのか?
成功したから幸せになるのか?
いやいや、成功と幸せは必ずしも同一線上にあるわけじゃないようです。
成功した人でも幸せでない人はいるんでしたよね。
かといって、幸せな人は成功するというのも違うような気がします。
幸福、幸せは、「なる」ものではなくて「気付く」ものだと言われます。
どうすれば気付けるのか?
幸せな人の話を聞いて探してみても、そう思えないことも多いもの。
そう、それぞれの人にとっての幸福は、人それぞれ。
自分の幸福に気付けるチャンスは、挫折なのかもしれません。
挫折って辛いものですし、できれば避けたいものです。
でも、何かに気付けるチャンスでもあります。
まとめ
成功、、、しないよりした方がいいのでしょうけど、成功するために裏切ったり、悪い事したりして結果を出しても幸せにはなれないんじゃないでしょうかねぇ。
大事なことは自分は何を求めてがんばっているのかを忘れないこと。
以前もご紹介しましたがもう一度次の話をご紹介します。
ある漁師の船を見ると活きのいい魚が獲れていました。
そこでコンサルタントは聞きました。
「活きのいい魚ですね。漁にはどのくらいの時間かかるのですか?」
「そうだなー、数時間ってとこだな。」
「まだ日は高いのに、こんなに早く帰ってどうするのですか?」
「妻とのんびりするよ。一緒に昼寝を楽しみ、午後にはギターを弾きながら子供と遊び、夕暮れにはワインを傾けながら妻と会話を楽しみ、それで、寝ちまうよ。」
それを聞いてコンサルタントはさらに質問をした。
「なぜもう少し頑張って漁をしないのですか?」
漁師は聞き返しました。
「どうして?」と。
「もっと漁をすれば、もっと魚が釣れる。それを売れば、もっと多くのお金が手に入り、大きな船が買える。そしたら人を雇って、もっと大きな利益がでる。」
「それで?」と漁師は聞く。
コンサルタントは答える。
「次は都市のレストランに直接納入しよう。さらに大きな利益がうまれる。そうしたら、この小さな村から出て、都会に行く。その後は大都会に行って、会社にして経営すればいい。」
「そのあとはどうするんだ?」漁師はさらに聞いた。
コンサルタントは満面の笑みでこう答えた。
「そこからが最高だ。その会社を上場して巨万の富を手に入れるんだ。」
「巨万の富か。それで、そのあとはどうするんだい?」と漁師は質問した。
「そしたら悠々とリタイヤさ。小さな海辺の町に引っ越し、家族とのんびり昼寝をして、午後にはギターを弾きながら子供と遊び、夕暮れにはワインを傾けながら妻と会話を楽しむ。のんびりした生活を送れるのさ。」
漁師はため息をつき、やれやれ、という顔で一言を付け加えた。
「・・・・そういう生活なら、もう手に入れているじゃないか。」
幸せは人それぞれ。
自分の幸せを探してみてはいかがでしょうか?
きっと、すぐ近くにあるかもしれません!
気付ける力をつけたいものです。
あえて成功と幸福を結びつけて言うならば、成功が幸福ではなく、幸福が成功といえるんじゃないでしょうか。