「失敗は成功のもと!」と言います。
もちろんこれは失敗を無条件に推奨しているということではありません。
ただ同じようなやり方で事務的にやってても、失敗を繰り返すだけですから無意味です。
成功しようという気持ちが強くあってこそ「成功のもと」です。
「どうすればできるのか?」
大きくて困難な課題に取り組むなら、夢に見るくらい考え抜いて、あきらめず挑戦し続ける気持ちを持ってこそ、成功に手が届くというものです。
天才的な人ならそこまでしなくても簡単なのかもしれませんが、ほとんどの一般的な人はそれくらいの情熱が必要です。
失敗して、課題を克服して成功すると一皮むけて成長しているものですよね。
一方で、、、
「昨日の成功は今日の失敗のもと!」とも言われます。
過去の成功体験が失敗につながるというのはよくある話です。
成功した方法はなかなか変えにくいもの。
うまくいっているのですからね。
なにより、成功していることを変えるというのはリスクを伴います。
しかし、成功したやり方にはいろいろな条件が背景にあるもの。
そんな条件が少しでも変われば成功しないかもしれないですしね。
成功したときは自分の実力、失敗したときは運が悪かった、、、では成長できませんし、変化への対応が遅れるものです。
成功したときは「運」、失敗したときは「やり方がなにか違ってた」と考えましょう。
変えないというのはある意味で「伝統」などと呼ばれて聖域になるものもありますね。
それはそれで残っていくものも多いのですが、実は残っているだけ状態というものが多いのではないでしょうか。
隆々と残っている伝統は、変えない何かを持ちつつも、変えるべきことは変えているものです。
参考記事【失敗じゃないよ、うまくいかない方法を発見したんだよ】
「失敗は成功のもと」
「成功は失敗のもと」
これら2つの言葉は、成功し続けることも、失敗し続けることもないということを表しているように思います。
『人間万事塞翁が馬』の逸話にある、良いことは悪いことに繋がり、悪いことは良いことにつながる、、、というのに似てますね。
現状維持のままではいつか行き詰まるでしょうし、変わるにしてもリスクを伴います。
なかなかうまくいかなくても、諦めなければ生きてる限りゲームは続きます。
失敗したって良いんだよ、人間だもの、、、というのが相田みつおさんの言葉にあったような気がしますが、そういうものなのでしょう。
特にこれから社会に出る若い人たちには、(表に出す出さないは関係なく)パッションを持って、スキルを向上させていくことをおすすめします。
最優先は心身の健康。
まぁこれも失敗の連続ですけれど(^_^;
「できるまでやる」という信念は変えないほうがいいですよね。
変えるべきは「やり方」。
まぁ若い人だけじゃありませんね。
生きてる間はプレー中、まだゲーム中ですからね。
ガンバリマス!
参考記事【【何を?何に?どうやって?】変える】