10年ちょっと前まで、クリスマスイブにはサンタクロースになっていました。
まだ子どもたちが10歳位までですね。
ある年のクリスマスイブには、なかなかプレゼントを購入する時間がとれず、24日の夕方にあわててトイザらスに駆け込んだら同級生にばったり会ったことがありました。
もちろん彼も同じ役目。
「お互い大変だよねぇ」と苦笑いしたことがありました。
上の子が4年生くらいになる頃には、「サンタさんは親だ」という説を学校で友達たちから聞いてくるのでしょう。
ある年の12月24日の朝でしたか、子どもたちが言いました。
「家の何処かにプレザントが隠してあるはずだ」と。
「そんなことないよ」と言うと、「探してみる」と家の中のあちこちを探し始めました。
結局、高い場所に隠してあったので発見されず「謎」は残ったまま。
すると、「今日の夜は眠らずに確認するんだ」と。
そうは言ってもまだ子供のことです。
起きてたら起きてたで仕方ないと思い、「いいよ」と返事をしておきました。
ケーキを食べたりテレビを見たりして結構遅くなりましたが、宣言通り寝る気配はありません。
子どもたちには、「寝たふりしておかないとサンタさんは来ないんじゃない?」と言うと、「それもそうだ」ということで当時子どもたちが寝ていた2段ベッドに入りました。
しばらくすると上と下でコソコソ話していましたね。
「おい、起きてるか?」
「うん」
(わたし)「・・・・・(笑い)」
わたしは翌日早い予定だったので早く眠りたかったのですが、できるだけ引っ張ろうとがんばって寝たふりをしたものです(^_^;
そうこうしているうちにヒソヒソ声も聞こえなくなり、「スースー」と寝息が、、、
まだまだ子供だな、フフフフ、、、と、しばらく様子を確認しておもむろにサンタさんに変身。
無事ミッションコンプリートです。
子どもたちは朝起きて、プレゼントを見て喜びつつも、「絶対父さんが置いたんだ」とまだ疑っていましたけどね。
結局、上の子が5年製の頃でしょうか、、、白状しました。
ただし、下の子にはまだ内緒にして、下の子にも5年生のときに白状しました。
サンタクロースから子どもたちにプレゼントが来る。
いい夢じゃないですか。
ワクワクします。
子どもたちのワクワク感は、大人にも伝わります。
参考記事【サンタさんはいるの?】
たとえ大人がサンタさん役をしているにしても、クリスマスの朝、枕元においてあるプレゼントはサンタさんからの贈り物。
本当のサンタさんは見れないけれど、それが真実です。
そんなこんなを思い出していたら、子供の頃のサンタさんが来ると楽しみにしていた気持ちを少し思い出しました。
あのワクワクした気持ち、忘れたくないものです。
大人になったら、子供のときよりいろんなことがあって、なかなかそういう気持ちになれないものです。
でも、だからこそ、忘れちゃいけない宝物。
あの頃もらったのは、目に見えるプレゼントじゃなくて、ワクワクした楽しい気持ちだったと大人になって感じています。
サンタさんの代役である大人も、子どもたちがワクワクしているのを見てワクワクします。
それはそれでサンタさんからのプレゼント、とも言えますよね。
これから来るクリスマスを楽しみにしている子供達も、(ちょっと大変かもしれないけれど)サンタさんの代役さんたちも、そういう気持ちを楽しめる笑顔いっぱいのクリスマスが来るといいですね。