成人とは、精神的にも肉体的にも成熟した人のことと定義されているようですね。
で、アラフィフのわたしは成人なのか?っと自問してしまっています。
社会に出て30数年、、、だから成熟している?
そんなことないように感じます、、、精神的成熟なんてできていないです。
かといって何か報道されるようなことをしたとき「おじさんA」とは報道されず実名が出ます。
成人年齢に達したら、社会的責任を問われるのです。
で、本当に成人したと言えるのはどんな人でしょ?
仕事って?
仕事とは、誰かに喜んでいただくことであり、誰かのお役に立つということ。
人の為に何がどれだけできたかということが、自分の仕事の出来となり、めぐって自分の価値・評価につながります。
ここで言う「仕事」というのは、いわゆるお仕事、職業、業務、というような意味だけではなく、もっと広義に考えたほうがいいですね。
自分以外のために何かするというとらえ方が正しいと思います。
まぁ大は小を兼ねますから、いわゆるお仕事、職業、業務なども含まれるわけですが。
気をつけたいのは、自分はこんなに相手のためにやってるのになんでわからないかなぁ、、、という独りよがり!
結果は相手に出ます。
こんなに相手のことを想っているのに!と主張しても、相手の本質的な望みから外れていては、独りよがりで表面的な仕事ということです。
相手のニーズを想像し考え抜いて、それを満たすことができたかどうかは、相手に喜んでいただけたかどうかがアンサー。
正解だったらなんとも言えない達成感を味わうことができます。
究極的には、それが最高のご褒美ですね。
美味しいと言ってもらいたいと想って作る料理は美味しいものです。
本気でそう想う人は、どうやったらもっと美味しくなるだろうと考え、工夫するはずです。
そうやって作った料理で喜んでもらえたら、作った人にとっても最高のご褒美となりますね。
そういうのは定型の正解がない問題。
苦しくなければ仕事じゃない!という見城徹さんの言葉が腑に落ちます。
成人って?
成人とは、精神的にも肉体的にも成熟した人のことと定義されているようです。
しかし、肉体的というのはわかりますが、精神的成熟って、、、どれだけいますかね?
いや、若者だけではなくて、おじさんやおばさんを含めて考えてみても、そんなにいないのではないでしょうか。
わたしは成熟なんてできてません(キッパリw)
まぁそれはともかく、いわゆる学校で学ぶ勉学は、仕事とは言えません。
誰も喜ばせることはできませんから、、、(親や先生は良い点を取ったら喜ぶかもしれませんけど)
勉学は、将来人を喜ばせることに使えるスキルの一つです。
可能性を拡げるものです。
勉学でなくても、自分が他の人より詳しいこと・できることは誰かの役に立てることができる武器になります。
そういう自分のスキルを使って、人を喜ばせることができるようになったら一人前、、、成人と言えるのではないでしょうか。
情けは人の為?
情けは人の為ならず、という教えがあります。
これは人に情けをかけるのは、その人の為になるばかりではなく、めぐりめぐって自分に返ってくるということで、人に親切にしなさいという教えです。
よく、人に情けをかけることは結局その人の為にならないという使い方がされますが、これは間違いです。
ただしこの場合も、情けをかけているつもりでも相手にとってはただのおせっかい。余計なことでは変なものが返ってきたりしますね(^_^;
「情け」というと、武田信玄公の言葉を思い出します。
「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり」という言葉です。
情けは味方、、、そうめぐりめぐって自分の財産になるということですね。
あの時代の人の言葉には命がかかっているという重みを感じますね。
情けは人の為ならず、仇も自分に返ってくるよということですね。
要は、全て自分に返ってくるブーメラン。
自分自身の言動は、結局自分に返ってくるものということですね。
やってみるとわかる
普通のおじさんの経験からわかったことは、本気で仕事をすればするほどわかってくること(=わからないこと)があるということ。
もっとインプットして、もっと創意工夫すれば、もっと喜んでいただける!ということです。
それはエンドレス。
苦しくて長い道ですね。
アラフィフになっても全く精神的成熟感はないものです。(わたしだけ?)
だけども、今年成人した人たちよりも40年元気で長生きできれば、残存有効年数は同じになることに気付いたので、これから新成人に負けないように成熟しようではありませんか!
長い坂
新成人・新社会人の皆さんの親御様、おめでとうございます!
新成人・新社会人の皆さんは、これから大変です!!
着飾っている場合じゃありませんよ。
成人式であばれるくらいなら親御さんの肩揉みでもしてあげた方がインパクトが大きいです(^^)
これからは、自分のために人様にしっかり喜んでもらえるよう悩み苦しんでください。
苦しければ苦しいほど楽しさも大きくなります!
情けも、仕事も、人の為でもあり、最終的には自分のためです!!!
人の一生は重き荷を負うて 遠き道を行くが如し、、、徳川家康も言っています。
これから遠き道、長い坂を歩む新成人・新社会人の皆さんへのおすすめ本です。
山本周五郎著『長い坂』、、、ぜひ一読を!