新入社員の皆さん、そろそろ慣れてきた頃でしょうか?
慣れてきたということと、何かできるようになったということは違います。
たぶんですが、ほとんどの新人はたいしたことはできていません。
でも、安心してください。
知らないからこそ、できないからこそ、期待されてることがあります。
そもそも、そういう前提での賃金です。
もちろんまだまだ会社としては投資段階ですが、組織というのはそういうものです。
今バリバリやってる先輩社員も、今窓際の先輩社員も、投資されたことはあるのですよ。
先輩社員になった時、バリバリできりゃ会社としてはOKでしょ。
知らないからこそ、できないからこそ、期待されてることって何?
できてる人は、何でそれをやってるのか?と考えない人が多いものです。
慣れてる人にとって、あたりまえのことはあたりまえにやってるだけ。
右から見てて大きな支障のない場合、下からみてみる、左からみてみる、などということをしようとは思えないものです。
だから変えることはできませんが、あたりまえでない新人にだけは見えやすいのです。
わかってる人とは違う方向から見てやってみる、、、で、たとえ失敗しても大丈夫なんです。
それは新入社員の特権。
どんどん自分で考えてやってみましょう=どんどん失敗してみましょう!
先輩が教えてくれたことは、しっかりと理解するようにした方が良いですね。
ただし、わかってる人にありがちなのはその仕事の意味や前後関係を端折って説明しがちです。
それを考えてみたり、想像してみて質問してみると一目置かれます。
いずれ覚えられるような定型の作業は機械に取って替られます。
その作業の意味などを理解して、臨機応変に判断し応用できるのが人間の強みです。
子供の率直な質問に大人はドキッとすることがよくあります。
同様に、新人の質問は先輩をドキッとさせます。
子供のような目で、子供のようなしがらみのない発想で、新しい仕事をとらえてみてください。
新入社員の間は、考える仕事よりも力仕事も多めです。
だいたいの場合、先輩達より身体が動くのも事実。
しっかり差を見せつけるつもりで力仕事は買って出るくらいがちょうどいいのです。
そういう力仕事についてもいろいろと考えてみてはどうでしょうか?
結構改善の余地があるものです。
まとめ
新入社員の人たちから見ると、バリバリ仕事ができてる先輩達は雲の上のように思うかもしれません。
でも、そういう人たちにも新入社員時代はあったはずです。
たぶん、新入社員としては似たようなものです。
新入社員がきらきらした目で一所懸命に取り組んでいると、職場に新しいフレッシュな風が吹きます。
先輩達が忘れていたあの頃を思い出せるんでしょうかね。
初心を思い出すことは大切なことです。
新入社員は慣れ、思い込み、先入観、などが少ないはずです。
そういう目を先輩達は失っています。
そういう意味で、いろいろなことに興味を持つ赤ちゃんのようなキラキラした目でいろんな仕事を見てみましょう。
先輩達には見えない何か、先輩達には感じにくい何かが発見できるかもしれませんよ。
そしてそのうちに慣れてきますし、わかってきます。
でも、ときどき初心にかえってみましょう。
そのためにも、今の気持ちを覚えておくことも大切ですね。