新人の頃「わからないことだらけで苦労した」というのは誰しも通る道です。
はじめから何もかもうまくできる人はいません。
転んだりぶつかったりしながら少しづつ身に付けていって、気付いたら一人前になってたというのが一般的な成長曲線ですね。
中堅になってくるとそれなりに差がついてきているのも事実、、、ではどこで差がつくか?
もちろん才能や運も結果を左右することがあると思います。
そういうのも含めて、一つわかったら次の疑問が出てくるかというようなことが左右するように思います。
成長するということは、わからないことがわかるということ。
3歩進んで2歩下がる、と歌の歌詞にもあるように、わかればわかるほどわからないことも深くなっていきます。
だからこそ加速度的に学ぶ、、、という好循環で成長できるのではないでしょうか。
もちろん途中段階では小さな一歩の連続ですが、どんどん蓄積して、それぞれ蓄積したものが化学反応を起こしたかのように成長を後押しするイメージですね。
何もかもわかっているとしたら、それ以上の成長はありません。
何でもできる人も同様ですね。
でも、そういう人は「つもり」になっているだけ。
もちろん自信は大切ですが、その裏付けが重要です。
これだけ準備したんだから、あれだけ練習したんだから、、、できる(はず)!という部分ですね。
「わたし失敗しないので」というセリフで人気のテレビドラマ、わたしも大好きで見ています。
あの主人公の女医さんも、患者にとって失敗は許されないという想いから、しっかりした準備を欠かしていないことが物語の中に出てきていました。
その根っこにあるのは「患者を助ける」という使命感のように感じます。
何かを学ぶにあたっても、使命感、誰かのため、何かのためというのは重要ポイントです。
自分の興味も大切ですが、それだけで追い求めていくことは難しいものです。
学んで何がしたいのか?
大切な人のため、応援してくれている人のため、求めてくれてる人のため、困ってる人のため、、、それに応えることができるのが自分の喜び、、、そういう感覚ですね。
新人の頃の「わからないことだらけ」は一人前未満のこと。
ある程度時間が経てば一人前程度にはたどり着けるでしょう。
問題はそこからです!
一人前になってからの「わからないこと」に気付けるか?取り組めるか?
一人前になってからどこまで蓄積できるのか?が10年後20年後には大きな差になってきます。
また、そういう意識は「謙虚さ」にも影響をあたえるのではないでしょうか。
わかればわかるほどわからないことが見えてくる、としたなら、いろいろわかっている人ほど「自分にはまだまだわからないことやできないことが多い」と謙虚になるはずです。
いろんな社会の仕組みがわかれば「自分一人でできることはしれている」と気付くはずです。
謙虚に学び続けたいものです。