21世紀は夢のような時代が来る、と我々おじさんたちが子供の頃には信じられていました。
ドラえもんのポケットから出てくるようなものがある時代みたいな感じですかね。
しかし残念ながら現実はそこまでいっていないように感じます。
一方で、周りを見回すとスマホで電話できるし、相手の顔を見ながら話せます。
パソコンだってほとんどの人が使いますし、かなりの人が所有してます。
情報量はおじさんたちが子供の頃と比べると天と地の差です。
そういう意味では大きな変化が起こっていることに気づいていない、、、茹でガエル状態なのかもしれません。
江戸時代からすると現代はまさにドラえもんの世界ですね。
馬でなくて車、籠でなくて電車、飛脚でなくてメール、電話、油でなくてLED、冷蔵庫、テレビ、洗濯機、パソコン、インターネット、You Tube、Kindle、飛行機、新幹線、、、、、
ほんの150年前との比較です。
これから150年でどう変わるのでしょうか?
いや、もっと変革スピードが早くなっているので10年後だってびっくりするような世界なのかもしれません。
だって30年前、インターネットなんて普及してませんでしたから。
パソコンだって事務所に1台あったかな?という感じでした。
スマホではなくポケットベル、そして携帯電話でした。
そんな変革は人間が成し遂げたものです。
それはある意味魔法使いのようです。
不可能と思われていたことが可能に、それもかんたんにできるようになっているのですから。
そんな変革をリードして最近注目されているGAFAの創業者は皆若者です。
そう、若い人が世界の変革をリードしているんですね。
もちろん若ければいいというわけではありませんし、ある程度の年齢になって変革した人もいます。
それでも若いということはそれだけで貴重です。
なにしろお金では買えない時間を多く持っているということですからね。
無駄に使ってほしくないものです、、、反省を込めてそう思います。
人生の冒頭部分で勉強することの意味は、その後生きていく上での魔法を身につけるためです。
世の中を大きく変革するような魔法から、魔法で作られた道具を使うための魔法まで幅広いかもしれません。
一見無駄にみえるような勉強も、ああそういうのもあったな程度でも知っているだけで意味はあります。
もちろん若くなくても学ぶことは意味あること。
なにしろ夢の魔法技術が向上するんですから。
そんな中で特に注意したほうが良いことは、年齢が上になればなるほど(一般的に)新しい魔法を受け付けにくくなるという傾向です。
若者へのスマホの利用時間制限なども話題になっていますが、スマホ利用の弊害があるとしても別のやり方があると思うのですが、、、
未来をつくるのは若い人が中心です。
そのための魔法の基礎が勉強です。
そんな想いのこもった面白い本と出会いました。
『ミライの授業』
若い人にはもちろん、高齢の方も読んでみるべき一冊だと思います。
まさに現代版『君たちはどう生きるか』みたいだなぁと思って読んでたら、著者もそれを目指していたと書いてありました。
ぜひ!