こんな話があります。
ある大学教授が教室で生徒達の前に立っていました。
授業が始まり、教授は無言で、大きな瓶に「ゴルフボール」を入れ始めました。
瓶がゴルフボールでいっぱいになった時、教授は学生達に「この瓶はいっぱいだと思うか?」と尋ねました。
学生たちは「もう入りません、いっぱいです」と答えました。
次に教授は「小石」を瓶に移し、瓶を軽くゆすりました。
小石はゴルフボールとゴルフボールの隙間にはいりこみます。
そこでまた教授は学生達に、「瓶はいっぱいですか?」とたずね、学生たちは、「そうです、もう入りません。」と答えました。
続いて教授は「砂」を瓶の中に入れました。
当然、砂は瓶の中の残っている隙間にはいりこみました。教授はまた、「瓶はいっぱいか?」と尋ねました。
学生たちは異口同音に、「はい。」と答えました。
さらに、教授は「コーヒー」を注ぎ込みました。
コーヒーは、砂の中に浸み込んで行きました。 学生たちは笑い出しました。
「さて、」笑いが収まるのを待って教授は話し始めました。
この瓶を人生。
ゴルフボールが表わしているのは、大切なもの。
小石はその外の比較的大事なもの。
砂は、その他のいろんな物事。
もし、最初に砂をこの瓶にいれてしまったら、小石やゴルフボールの入る余地は無くなってしまう。
人生も同じことだ。
一人の学生が、コーヒーは何を表わしているのかと、尋ねました
教授は「良い質問だ」と、笑顔で答えてこう続けましたました。
「どんなに忙しくても友達と一緒にコーヒーの一杯や二杯飲む時間ぐらい、その気になれば見つかるという事さ。 」
どこかで聞いた話ですが、わかりやすいたとえ話です。
これは「優先順位」について教えているお話ですが、別の見方をすると「時間の使い方」のお話でもあります。
我々の生活には、忙しくしていても細かな隙間時間があるのではないでしょうか?
もう入らない(時間がない)と思っても、小石や砂なら入るかもしれません。
5分くらいの隙間があちこちにあるとしたら、、、でも何かをやるには短すぎる、と思って無駄に時間をつぶしていませんか?
誰でも1日24時間、平等に与えられたものが時間です!
限られたものです。超貴重です!!
逆に、やる「何か」をこまかく刻めないでしょうか?
細かく刻めば隙間に入ります!
本を読む、何か調べる、一つだけ覚える、学んだことを反復する、、、いろいろあります。
歩いている時や電車に乗っている時、ヘッドホンやイヤホンで音が聞けます。
まぁそれでもたまにはコーヒーくらい、友達と話しながらゆっくり飲むのもいいですがね。(大学教授風)