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ラム酒と沖縄  


原田マハさんの『風のマジム』をご存知ですか?

沖縄で働く派遣社員の女性が、ひょんなことから沖縄のサトウキビでラム酒製造に挑戦する実話をもとにした物語です。

軽いタッチで書かれていて、読みやすいです。

この小説に登場するラム酒の現実版が「コルコル」

爽やかなお酒です。(飲み過ぎにはご注意を!)

 

ラム酒はサトウキビを絞った原料に酵母を加えて醗酵させ、蒸留して造る蒸留酒です。

もともとは砂糖を精製した後の廃糖蜜を利用した安酒でした。

アフリカから砂糖農場で働かせる奴隷を西インド諸島に運んだ船は、帰路に糖蜜を積んでアメリカのニューイングランド植民地に運び、そこでラム酒を積んでアフリカに戻って奴隷の代金にするという三角貿易が盛んに行われていました。

 

日本の酒税法ではスピリッツ。

 

現在では、インダストリアル製法とアグリコール製法があり、砂糖を精製後の廃糖蜜で造るのがインダストリアル製法。

 

アグリコール製法では、サトウキビの搾り汁を直接原料とします。

 

ラム酒は上記した三角貿易や、カリブの海賊、「グロッキー」のいわれ、イギリス海軍、キューバの独立戦争などがらみの話しがあります。

 

最近では、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのおかげで、イギリスでラムが飛ぶように売れたそうです。

 

コルコルは、沖縄電力の社内ベンチャーに応募した元派遣社員だった現社長の案が事業化され、2004年に株式会社グレイスラムが設立されました。

 

ぜひ『風のマジム』読んでみてください。嘘みたいな、だいたい本当のお話です。

 

読後は南大東島の風を感じてみたくなります。

 

他にも日本のラム酒は、高知県の菊水酒造や沖縄県の伊江島、滋賀、小笠原、鹿児島、静岡、などでも造られているようです。

 

お酒は文化。ゆっくり楽しみながらいろんな物語を想うのもいいですね。

 

お酒のうんちく本もたまにはいいですよ。

 

あぁ、沖縄に行きたくなってきました、、、、、


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