先日ヘッドハンティング会社の方とお話させていただく機会がありました。
ヘッドハンティングと聞くと、なんだかテレビの世界ですが、日本でも現実にあります。
ちゃんと需要を聞いてから人を見つけて口説くそうです。
ヘッドハントの対象者は、同業界ー異業界、それぞれで活躍しているー活躍してない、この4つのグループに分かれます。
活躍している人は社内評価も高く、なかなか自ら転職を求めないので一般の転職媒体では捕まえきれないため、ヘッドハンティング会社がピンポイントで口説くそうです。
口説く材料は、まず「やりがい」。
●●地区に新しく進出したいので任せられる人材を探している会社があります。
□▲部門の責任者をお探しの会社があります。
新規に&%$事業を開始するにあたって責任者を探している会社があります。
と「やりがいのある」仕事を提示するようです。
年収で口説くと、年収で辞めていくことが多い、のだそうです。
もちろん受け入れ会社の体質も大切。
外から人が来るということは社内的には大きなインパクトがあり、どうしても排他的になりがちです。
また、入った人はなにかと前職時代のやり方にこだわってしまう傾向もあります。
そんな中で「この人と一緒に働いてみたい」と思わせるポイントがある!と。
それは、素直さ、気配り、謙虚さ、一所懸命さ、感謝、、、など、人としての品格があげられています。
要は、仕事のスキルが高いだけでは会社全体にとってはマイナスになることもあるし、すぐに辞めてしまう可能性も高い、ということ。
これは誰にでも役立つポイントですね。
「一緒に仕事がしたい」と思われるということは受け入れられ評価されているということ。
どうすればそんな人になれるか?
「人の品」を磨くというか高めることです。
もちろんスキルも必要、両立しないといけません。
大切なのは、スキルと品格。
ワタクシモ肝に銘じて働きます。
何より、さすがにハンティング会社の方はちゃんとしてますね。
聞けば、その会社の退職理由トップはヘッドハンティング。
取引先から口説かれるそうです。
ヘッドハンティングは禁止ですよ!とは言えないですからねぇ。