「悪い一日、悪い夜を過ごした後にも、起き上がらなくてはいけない」
欧州CLでPSGに4−0の大敗を喫したバルセロナMFイニエスタのコメントです。
試合結果は結構衝撃的でしたよね。
まぁバルサでもこういうことはあります。
みんな人間ですし、PSGも強いチームですから。
イニエスタは大好きな選手。
このコメントも「プロ」という感じですね。
ビジネスの現場でも、日常の生活においても、悪い日は必ずあります。
しかし「悪い」というのは自分が決めること。
渡辺和子さんがどこかに書いておられました。
「月ゆがむにあらず 水ゆがむなり」
これは、水面に映る月を見るとユラユラとゆがんで見えることがあります。
それは月がゆがんでいるのではなくて、見る人の心がゆがんでいるということ。
水面は自分の心。
教えとしては、相手(月)が悪いのではなく、自分の心(水面)が揺れていたのではないか(=自分に悪いところがあったのではないか)、ということですが、違う角度から考えると、自分が悪く映しただけで悪くない事なのでは?とも。
NLP(神経言語プログラミング)というのをご存知でしょうか?
このなかに、リフレーミングとかフレーム・チェンジというのがあります。
我々が物事を受け取る時、各々がそれぞれのフレームを通している。
良い悪いというのもフレームをずらしたり変えたりすれば捉え方を変えられる、というようなことです。
たとえば、同じ15分を、「あと15分しかない」という捉え方から「まだ15分もある」という捉え方への変更。
フレーム(捉え方)を変える事によって行います。
生きていると良いこともあれば悪いこともあります。
たとえ悪いことがあっても、皆立ち上がって進まなければいけません。
起こってしまったことは変えられませんが、その事実の捉え方は自分で変更可能。
前向きに捉えた方が、行動も前向きに。
前向きな行動は好結果の確率アップ!です。
過去と他人は変えられない、変えられるのは自分と未来!ですね。