社内での会話や社外との商談から、家庭や友達との何気ない会話でも「聴く姿勢」は大切です。
さらに、「聴く姿勢」は採用面接や会社の上司との面接などでも重要です。
自分が話すより、自然に相手の話を引き出せればうまくいく確率が高いのです。
聴く姿勢の基本は、うなづき方やあいづち、目線などですね。
インタビューしてるキャスターなどを観て真似てみるといいですね。
自然なうなづき、目線は相手の鼻辺り、身体の向きや動き、メモ、あいづちや合いの手、などです。
話を聴いて「相手の人を主人公にした物語」を書くための取材というイメージで。
過去の失敗や挫折、そこからの苦労や努力、乗り越えてきた現在、という物語が書けるように取材してみるとバッチリです。
そうやって話を聴いていくと、相手は話しながら頭の中が整理されて、時々名言っぽいキーワードが出てくることもあります。
そんな時は、言った本人もスカッとしているもの。見逃さずに食いつきたいですね。
また、自分との共通項をみつけて話を膨らませると「仲間意識」が生まれて親近感が生まれます。
採用面接などでも、自分のアピールポイントを力説するより、相手の会社や業界、創業者やキーマンをしっかり下調べしてから取材するつもりで。
もちろん、本人の入社したいという強い想いが最も大切ですが。
自分のことを話すとしたら、順番は「現在」→「過去」→「未来」。
できるだけ抽象的な考えを話したあとには具体的なエピソードを入れるといいです。
この場合も、今は●●、過去には▲▲なことがあったけどなんとか乗り越えたこと。そしていつか◆◆しようと頑張っている様子、、、という流れがいいのではないでしょうか。
採用面接などでもそうですが、何か意見を求められることがあります。
その場合は、まず意見を言った後、「なぜなら~~~」と、その根拠を必ず説明しましょう。
これらのことを必要な時だけやることは難しいですから、普段の生活で訓練しておくことが大切です。