「ライバル」あなたにはいますか?
同じくらいの実力を持った競争相手。
好敵手、宿敵とも言いますが、当事者同士は「同志」的な意識もあるのではないでしょうか。
お互いに切磋琢磨して成長しあえる相手です。
ライバルがいたからこそここまで来れた、という話もよく聞きますよね。
永遠のライバル、宿命のライバル、ライバル意識というような言葉、よく出てきます。
恋のライバルなんていうのもありますね。
長嶋選手と王選手、秀吉と家康、信玄と謙信、真央ちゃんとキム・ヨナ選手、
早稲田と慶應、ブラジルとアルゼンチン(サッカー)、キリンとアサヒ、、、、
同じチームのライバルもいますし、争っているライバルもいますね。
本当のライバルならば、正々堂々と勝負して勝利したいもの。
敵に塩を送る逸話、信玄と謙信のライバル関係はそれを表していますよね。
ちなみに信玄は、自分なき後、謙信を頼るように言ったとか。
互いに相手を認めつつ争う、そんな関係なんですね。
しかし、Win-Winの関係というような考え方もあります。
ある意味では、どっちかが勝つ、というだけではない世界の方が断然多いのではないでしょうか?
前提条件やものの捉え方次第で、争わないでWin-Winが成り立つのです。
いずれにしても、欠かせないのは自己成長。
自分が退化していては、競争もWin-Winも成り立たなくなります。
そういう意味で「最大のライバルは(昨日までの)自分自身」
昨日までの自分自身のことも認めつつ、それを上回りたいですね。
相手は止まっています。
それ以上成長しません。
あとは、今の自分がやるだけです!
スティーブ・ジョブズは言っています。
「アップルが勝つには、マイクロソフトが負けなければ、という視点を乗り越えなければならない」と。
ジョブズはMSと戦っているのではなく、世界を変えるという自分の夢と戦っていたんですね。
そういえば、1974年西ドイツワールドカップのオランダチーム。
クライフ率いるチームは「トータルフットボール」で世界に驚きを与えました。
決勝で地元西ドイツに敗れて準優勝となりましたが、これだけ語り継がれているチームです。
彼らは「ビックリするようなサッカーをしよう」とプレーしていたのではないでしょうか?
相手ではなく、夢に向かって戦っていたんですね。
最後に恋のライバルということでちょっと脱線気味の余談ですが、きっと役に立つ逸話をご紹介します。
スティーブ・ジョブズが言っています。
「美しい女性を口説こうと思った時、ライバルの男性がバラの花を10本贈ったら、君は15本贈るかい??
そう思った時点で君の負けだ。
ライバルが何をしようが関係ない。
その女性が本当に何を望んでいるのかを、見極めることが重要なんだ。」
相手に流されず、自分が目指すものに向かって進むことがポイントですね。