あなたはどんな時に怒りが爆発しますか?
イライラ・怒りにはどんな役割があるのでしょう?
怒りは困ってしまった自分の心の悲鳴です。
何らかの対処が必要な問題があると教えてくれているのです。
自分が怒っていると気がついたら、原因究明に目を向けましょう。
怒って損をするのは自分です。
怒りに縛られてしまい、自分の方に影響が大です。
ただ、怒りはコントロールが難しいもの。
まずは、怒っている自分に優しくしてみてください。
そしてとりあえず気分転換を。
身体を動かしたり、場所を変えてみたり。
それから次を考えましょう。
よくある怒りに対人的な怒りがあります。
わたしたちは無意識に、あらゆる人に何らかの役割を期待しています。
対人的な怒りを感じた場合、紙に書きだしてみるのも効果的です。
自分は相手に何を期待している?
その自分の期待は相手に伝わっているか?
相手は自分に何を期待している?
相手を変えようと思ってしまいますが、それは不毛な努力であり、新たな怒りが生まれてしまいます。
人は変わることができても、人を変える事はできないと思っておいた方がいいのです。
相手を変えるのではなく、行動を変えてもらうことが重要です。
問題になっている行動は何か?にフォーカスしてみましょう。
期待に応えてもらうためには、自分の事情だけを話すやり方で。
「~しなさい」ではなく「~してくれるとありがたい」という言い方が良いでしょう。
怒りは、「ひどい」という思いを反映した気持ち。
被害者でない人は怒りも感じないのです。
さらに、怒りがあるところには評価があります。
評価する癖を手放すと楽になります。
コンビニでトロトロしている店員さんに怒りを感じたことありませんか?
トロトロしたっていうの、評価です。
俺は運が悪い、という被害者意識もありますね。
ATMで前の人がもたもたしていていらついたことありませんか?
わたしもあります。ざっくりいうと、「ダメな人」(評価)の後ろで「不運」(被害者)だ、と思ったんですかね。
手伝わない旦那さんにイライラしたことありませんか?
デートに遅れてくる彼にイライラしたことありませんか?
彼女の買い物に付き合わされてイライラしたことありませんか?
無愛想な店員さんの態度にイライラしたことありませんか?
下手なブログの文章にイライラ、、、してませんか??? m(_ _)m
相手には相手の抱えた事情があります。
相手の事情も知らない中での評価は決めつけであり、乱暴なことです。
相手に伝えるのは「自分はどうしてほしいのか」ということ。
自分が相手をどう評価しているかを伝える必要はないし、伝えても効果はありません。
逆に相手が自分を評価してきた場合は、相手が相手の領域内でくだしているものであって、そう思うんだ、位に捉えましょう。
他人を評価する人は、自分の評価を気にしている人です。
また、怒りは過去の記憶に影響されています。
今に集中するとイライラしません。
被害者モードから主体者モードへの転換も怒りから開放されるポイントです。
これもきっと自分が何かを学ぶためのものなんだ!
「させられている」から「している」に!!
イライラ(怒り)で損しないように過ごしたいですねっ!