生活する上では、思い通りにならないことが多いものです。
頑張って通い詰めても注文がとれないこともあります。
一所懸命勉強しても、不合格になることもあります。
どうしても入りたいと思っても不採用になることもあります。
せいいっぱいのプレゼンしても伝わらないこともあります。
いっぱい練習して絶対勝つよう作戦を立てても負けることもあります。
あなたにもそういうこと、たくさんあるのではないですか?
わたしは山のようにあります。
頑張ってやったことが思い通りの結果に結びつかなかったら、がっかりしたり、愚痴を言ったりしたくなりますよね。
それが自然なことです。
しかし、あなたも知っている通り、そんな事で結果は変わりません。
ていうか、愚痴は過ぎれば自分の価値を落としてしまいます。
ではどうすればいいのか?
「現状起点でベストを尽くす」ことです。
過去は変えられません。変えられるのは未来です。
未来を変えるために、今を変える必要があるのです。
今までと同じなら、未来も今までと同じの可能性が大です。
思うような結果に結びつかなかったことは、嬉しいことではありませんが、悪いことではありません。
このやり方ではできないことがわかったということ。
もしもせいいっぱいやっていなかったとしたら、その程度じゃダメなことがわかったということ。
ある意味「もう限界だ」という所までやっても結果が伴わなければ、「限界を知った」ことになります。
それはとても貴重なことで、限界を出発点にすれば未知の世界に足を踏みだすきっかけになります!
自分の限界を知るということは、出来ることとできないことがわかるということ。
それを知っている人は案外少ないものです。
思い通りになってばかりだったらどうですか?
はたして成長できるでしょうか?
わたしなら、慢心した自惚れ野郎になってしまうことでしょう。
なんでもできる、と努力も工夫もしなくなってしまうでしょう。
そんな自分は、いやですね^^
結果を恐れるのは、自分の心を守るため。
でも、本当にそれでいいんでしょうか?
告白して断られたらどうしよう、と告白せずにいても何も変わりません。
この仕事やって失敗したらかっこわるい、とやらなければいつまでも自分に出来る範囲が広がりません。
受験して不合格じゃかっこわるい、と行きたい学校をあきらめたら、自分の希望を自分の見栄が押さえ込んだことになります。
本当に自分のことを思うなら、挑戦してみることが大切で、結果が出たら「そこから」ですね。