人間には何かしらの長所短所があるものです。
あなたの長所はあなたの強み!
だいたい長所と短所は裏表の事が多いのですが、全く別の事もあります。
就活ではあなたの長所をアピールしましょう、とか、営業ではあなたの会社の強みをアピールしましょうとか言われます。
そんな時ちょっと注意が必要です。
長所アピールは、長所を活かせた事例を挙げましょう。
長所自体を言葉で表現しても本当?となりますし、全く勘違いの事もあります。
事例はクラブや友人とのエピソード、会社なら過去の取引実績などを話す中で、自分(自社)が役に立てた事を話せればいいのではないでしょうか?
嘘はばれます。
その時は運良く採用されても、いつかばれます。
大事な事は「短所を伸ばして長所を活かす」こと!!
長所は伸ばすことよりも活かす事を考えるべきです。
成果を出しましょう。
短所(弱み)は長所を消さないように(許容レベルまで)引き上げる事が必要です。
ボール扱いが超上手なサッカー選手でも、走るのが超遅ければ試合には使いにくいもの。
こんな場合、強みを伸ばすためにボール扱いの練習をしても試合に出る事はできません。
強みを活かすためには、弱みを少なくとも許容レベルまで伸ばす事が必要です。
速く走ることに注力しないとせっかくの長所を発揮できませんね。
長打力抜群の選手でも、守備が超へたくそではなかなか試合に出れません。
代打くらいです。
常時試合に出れないと、打席にはあまり入れませんから、長所を活かしにくいです。
チームや会社では、短所を他の人に補ってもらうことで長所を活かす事もできます。
それがチーム力や組織力です。
1+1=3になるようにするのです。
自分の長所や短所を正しくわかっていない人も結構います。
謙遜し過ぎる(日本人に多いです)、過去の栄光のまま今の姿が見えなくなっている、理由なく自信過剰、、、
正しくわかっていない中でのアクションは、的外れになる事が多いものです。
長所を活かすためには、短所を知る必要があり、長所短所の正確な認識がポイントになるのです。
サッカー日本代表も、野球のサムライジャパンも、世界の超一流選手ばかりではありませんが、世界一のチームともそれなりに戦えます。
オリンピックの400m男子リレーなどは、100m競争の決勝に誰も残ってない日本チームが2位です。
チーム力以外に説明できませんよね。
だから面白いのですが、もしも4人の選手の中にわたしやあなたが入っていたら、いくらアンダーなんとかパスだから、といっても決して勝てません。
最低許容レベルがあるんですね。
どうやって勝つか、と考えるとなおさら、長所を伸ばせ!ではなく、長所を活かせ!(そのために短所を底上げしろ!)です。