「努力」、日本人の大好きな言葉です。
わたしも好きです。
でも強要されるのはだれしもイヤなもの。
しかし自主的に努力するのもなかなか難しいものです。
そんな時には、こうなりたいというような目標イメージが役に立ちます。
そのために何をするか、どれだけするか、が努力の具合。
自分がなりたいものに向かうことですから、比較的努力しやすくなります。
私の友人の秋●君は、一浪して東京の大学に入学。
高校の頃は普通の学力、見た目も普通でした。
そんな彼に数年ぶりに会ってみると、なんと横には外人の彼女。
彼女は片言の日本語は出来るようですが、なんと秋●君は英語で話してるじゃないですか!
たぶん秋●君は英語を話せるようになりたくて「努力」したのでしょう。
モチベーションは大事です。
ちなみにその一年後に会った時にも外人の彼女。
しかし一年前とは違う女性でした、、、
「何をするか?」は特に重要です。
野村克也さんは書いています。
「素振りで大切なのは回数ではない。正しい素振りをしているかである。」
成果を出すためには「正しい努力」が大切。
しかし、正しい努力であっても「正しい素振り」はすぐに結果が出るというものでもありません。
だから、何かと理由をつけてやめたり、すぐに結果が出ることを求めてしまったりしてしまいます。
すぐには結果に出にくいけれども、結果を出すには欠かせないことってありますよね。
いわゆる基礎基本にそういう事が多いです。
以前書いた「急がないけど重要な事」に似ていますね。
正しい努力をしていれば成功するわけではありませんが、成功者は皆正しい努力をしています。
正しい努力なくして成功なしです。
正しい努力をしても、結果はすぐに出ない事もあります。
それでも続けられるかが結果の分かれ目。
基礎はじっくりしっかり取り組まなければ、すぐに崩れてしまいます。
基礎に限らず、正しい努力は大切です。
自分のできることを伸ばすのか?
自分の出来ない事を出来るようにするのか?
●●大学に合格するために、得意な英語を伸ばすのか、苦手な国語に取り組むのか?
◆◆商事に入社するために、得意の英語を伸ばすのか、苦手な小論文に取り組むのか?
まずは戦略的な選択が求められますね。
長所を伸ばすか、短所を伸ばすか、については「長所を伸ばす?長所を活かす!」を読んでみてください。
得意なものは好きなもの。
上記で言えば、英語の努力は続くでしょう。
しかし、苦手なものは気が進まないもの。
国語や小論文は、すぐにイヤになってきます。
そんな時は、国語や小論文に取り組むというよりも、目的(合格や入社)を具体的にイメージすることでモチベーションが維持しやすくなります。
自分の努力は自分がよく知っています。
自分を褒めたいくらい努力できたか?
努力したのに結果が思わしくなかったら、方向が違ってたかな?方法が違ってたかな?量が足りなかったかな?と検証してみましょう。
次に良い結果が出る可能性が大きく上がります!