ビリギャル。
すごく有名になりましたね。
わたしはさやかさんも坪田先生もtwitterでフォローしてます。
この話、偏差値の低いギャル系女子高生が一念発起して慶応大学に合格した話として、やればできるの立証話的に拡がっているのではないでしょうか?
そういう一面があるのも事実ですが、わたしは違う面も気になりました。
それは、大人側の問題です。
おまえが慶應合格するわけがない、と学校の先生も、父親も思っていましたよね。
常識的に考えればそうかもしれませんがね。
しかし、大人よく言うのは、「夢を持て」「あきらめるな」というようなこと言いますよね。
進路指導。
どこの高校にもあります。
進路について指導するのが役目のはずですが、「君の偏差値だと希望する●●大学合格は難しいから、▲▲大学あたりを受験してみては?」などという指導や、「●●になりたいのなら、◆◆大学に行かないと無理。でも君の実力じゃ入れないから、●●になるなんて考えずに、現実を見なさい」などという話、聞いた事ありませんか?
これは指導じゃありません。
進路押付け、進路はめ込みですよね。
「君が本気で合格したいのなら応援するよ!」
「なんで●●になりたいの?」「そういうことならこんな仕事もあるよ」
そういう指導が必要なのではないでしょうか?
ウォルト・ディズニーはこう言っています。
世の中には三種類の人がいる。
まず、【人の心に毒を盛る人】
彼らは人びとを落胆させ、創造性を破壊し、あなたにはムリだと言う。
次に、【自己中心的な人】
彼らは自分のことばかり考えて、他の人に力を貸そうとしない。
最後に、【人の心に明かりをともす人】
彼らは、人びとの生活を豊かにするために、励ましの言葉をかける。
私たちは、そういう人になる必要があるし、
そういう人とつきあう必要がある。
ウォルト・ディズニー
毒を盛る人の言う事を聞いてはいけません。
毒がからだをまわって感染してしまいます。
こういう人、けっこういます。
人の心に明かりをともす人を普段から探しておきましょう。
相談するならそういう人にしたいですね。
そういう人を探すには、人の心に明かりをともす人になると確率が上がるのではないでしょうか?
どうすればなれる?
参考までに一例をあげると、「命の授業」をされている腰塚先生の言葉をご紹介します。
口は人を励ます言葉や感謝の言葉を言うために使おう
耳は人の言葉を最後まで聴いてあげるために使おう
目は人のよいところを見るために使おう
手足は人を助けるために使おう
心は人の痛みがわかるために使おう
命の授業の腰塚先生の言葉です。
腰塚さんは、学校の先生をしておられましたが、スキーで大怪我をしてしまいました。
奇跡的に復活されてますが、入院中に感じた感謝の気持ち、これまでのことなどから冒頭のような決意をされました。
今では全国各地で「命の授業」を行っておられます。
自分が「人の心に明かりをともす人」になれればと思うとともに、(特に若い)人が「毒」にやられないように願っています。