さっしーです。
「俺が若い頃には、、、、、」という先輩の自慢、聞いたことある人は結構いますよね?
まだの方はこれからです^^
教育のつもり
若者が職場に増える時期、ベテランの方たちの中には「昔の自分」を聞かせたくてウズウズしている方たちもいます。
本人は「教育」「励まし」「助言」のつもりですが、実態は「自慢」ということが多いです。
それも、かなり話が「盛って」あります。
「あの時は大変だったよ。俺一週間ほとんど徹夜」って、、、根性で乗り切った、ということでしょうかね。
一週間ほとんど徹夜じゃ生産性落ちませんか?
他にやり方は無かったんでしょうか?
いや、たとえそのまま事実だったとしても、教育効果は無いような気がします。
でも、そんな時には、「すごいですねー」「自分には出来そうにないですねー」などと返してあげておいてください。
それで気分は済むんですから。
「何言ってるんだ!君たちはまだ若いんだからやる気になればできるよ!!わっはっは、、、いいからまあ飲め」
という感じになるんでしょうかね。
聴いてあげて
あなたにとって大切なことは、仕事をしやすくすること。
大先輩の自慢話の問題点を突いても何の効果もありません。
ていうか、逆効果ですよね。
そういう意味では、その時の話を取材するつもりで、どんどん聴いてあげてください。
質問して、深堀りして、ストーリー書けるくらい聴きだすのです。
最後に「今日はいろいろ教えていただいてありがとうございました」で◎です(笑)
さんざん深堀りされたら、もう言わなくなるでしょう。
これは社内だけで使える作戦ではありません。
お客様の中にも「自慢したい人」はいます。
対応は「聴く」作戦でOKです。
注意点は、聞いた自慢話の概要を忘れないこと。
どこかのタイミングで「そうそう、以前教えていただきましたね」でお喜びいただけます。
失敗談なら
たしかに仕事をしていくなかで、根性で乗り切った経験がある人も結構いると思います。
しかし本来、そういう場面にならないような仕事の進め方が求められるはず。
ベテランは、そういうことを教えてあげるべきだと思います。
自慢したいのか?教育の一環か?
その違いは大きな違いですが、言いたくなるものです。(特に酔っぱらうと、、、)
酔った勢いだけでは、自慢になりがち。
若い人たちは「社畜」になりたいわけじゃないはずです。
そういう時代じゃないのです。
経験は「失敗談」として話してあげた方がいいのでは?
「俺が若い頃、疲れて集中できなくなって納期に間に合わなくなりそうだったことがあってね。その時は先輩達に助けてもらって、自分も寝ずに頑張った。でもね、徹夜なんかしたらもっとボーッとしちゃって、、、大失敗だ。結局、先輩達に助けてもらってなんとか納期を守れた。君も何かあったらすぐ言えよ。」とでも話せば、若者はホウレンソウしやすくなります。
自慢話の真実は、実は上のような話ということも結構あるんじゃないですか?
先輩達も
先輩達も結構失敗してるものです。
あなたが精一杯取り組んでれば、失敗は成功のもとになります。
同じような道を通ってきたんですから、自慢もあるかもしれませんが、時々良いアドバイスをくれるかもしれません。
もしも、助けてもらうことがあったら「ありがとうございました」で、バッチリです。