さっしーです。
新入社員時代、仕事を辞めたくなったことありますか?
新入社員のばっくれ退社
新入社員が入社2日目でばっくれた!という記事を読みました。
ゆとり世代の非常識な振る舞いと書いてありますが、「ゆとり世代」などと名付けて先入観持ち過ぎなんじゃないですか?
わたしの世代は、「つめ込み世代」?「せかせか世代」?、、、どっちも言われたら嫌でしょ。
だいたい、●●世代などという表現で、同一世代をひと括りにするのはナンセンス。
自分たちとは考え方が違うということが言いたいのかもしれませんが、それにしても一般化の極みです。
わたしの新入社員当時も「新人類」などという言葉が流行ってました。
わたくし心の中では「うるさい、旧人類」と毒づいてしまいましたよ、そりゃ。
そんな新人類も今では化石化?間近、、、おじさんです。
誰も得してない
ばっくれ退社を推奨してるわけじゃありません。
記事には、会社は新人を育てるのに時間もお金もかけているんだからバックレはルール違反とありますが、それおかしくないですか?
バックレがルール違反だということは理解できます。
辞めるにしても、しっかり話してから辞めるのが礼儀ですよね。
数日で辞めたら履歴にも残らないからとやめた人は言ってるようですが、その認識は違います。
しかし、会社は投資してるんだから、というのは会社の都合。
要は、会社のやり方も悪いんじゃないの、と思うわけです。
2日目、となると問題は採用時の問題。
うちの会社はいいよ、地上の楽園だよとまでは言わないまでも、きちんと伝えられていなかったということじゃないですかね。
若い人に会社を辞められるのは会社にとって損失ですが、辞めた若い人も何も得してるわけじゃないのです。
続かないのはなさけないこと?
続かないのは情けないことなのでしょうか?
たしかに続けることは大切なこと。
すぐに辞めて「ばかり」では何も出来ません。
しかし、何でもかんでも続けることができるかといわれれば、そんなことないですよね。
自分に何が向いてるのか?
(関連記事;時間の浪費はもうやめる!ストレングス・ファインダー2.0をやってみた)
自分は何がしたいのか?
働くってどういうこと?
わかってない若者もたくさんいますが、わかってない大人も結構います。
これは、家庭や学校の問題、教育問題かもしれません?
もちろん考えることも、決めることも、本人の責任です。
そういうことも含めて、教育の場でしっかり教え、考える時間を持たせることは大切なこと。
自分で自分の将来について考えて決めるということは。英語よりも、数学よりも、優先して教えてあげて欲しいですね。
逆に言うと、そのための勉強ですよね。
もちろん家庭でも同様です。
しかし、考えてみるとわたしたち親の世代もそういう教育受けてないですよね。さらに、その前の世代も同じだと思います。
当時は、入った会社に一生勤めるのが美しいという時代の終わり頃。
だんだんと多様性が認められる、というか、そういう流れは止まりませんでした。
終身雇用、それを捨てたのは会社側なのかもしれません。
それが悪いというのではなく、そういう時代になったということです。
われわれ新人じゃない者も、いろいろ勉強しないといけないですね。
会社側にも工夫と覚悟が
いずれにしても、大切なことは新しい人たちと迎える側のコミュニケーションです。
会社が一方的に「社員になったんだからいう通りにしろ」では続かない時代です。
オソカレハヤカレ、ザルデミズヲスクウ、です。
コミュニケーションは、キャッチボール。
(関連記事;ドッジボールとキャッチボール)
でも、ドッジボール型の会話をしてしまいがちです。
コミュニケーションを図ってみても、辞めていく人はいます。
すぐに辞めるか、しばらくして辞めるか、わかりませんけれど。
それを見込んで計画していかなければいけない時代なのかもしれません。
どんどん多様化している時代、会社側にも工夫と覚悟が必要ですね。
やめたい人も
辞めたいと思った人も、辞めるなら辞めると、事前に話してあげてください。
ついていけない部分もあるでしょう、違うなという部分もあるでしょう、でも、一度は縁あって入った会社です。
「ばっくれる」ことはいつでもできます。
しかし、縁というのは大切にした方がいいと思いますよ。
不思議なもので、縁は大切にすればするほど良い縁につながるものです。
あなたを応援してた人もいるかもしれません。
あなたを理解してくれる人もいるかもしれません。
辞める覚悟をしたなら、話してみることくらいはできるはず。
どんな会社も、首に縄をつけてまで働かせることはできないのですから。
「ばっくれる」ことはいつでもできます!
まぁ何歳になってもばっくれたい事いっぱいですが、時々良いこともあるものです。
気がつけば、アッという間に時間は過ぎてしまっております。
(関連記事;アッ というま)
自分に合った職を探すのも大切ですが、そこで何かを積み上げて成果を出す事に進まないとアッという間に時間は経っていますよ。